このコロナ禍に。
しかもかなり奮発してくれている。
ありがたい限りだ。
でもお金で俺のモチベーションは全く変わらない。
愛社心もあるが、それ以上に俺の手元に金が来ない。
びた一文回ってこない。
給料日とボーナスの日は朝イチでカードを貸すようにかみさんに言われる。
給料明細もらう頃には俺の貯金残高はオケラ状態だ。
浅草橋という名のハバロフスクで永遠とツルハシで石炭を掘り続けている。
浅草橋抑留だ。
俺にポツダム宣言は通用しない。
でも今日は気分が良い。
同じく強制労働の先輩のスーパーイーグルさんと克健に来てみた。
こんな日ぐらいご馳走を喰おう!
今日は奮発して豚しゃぶを特上で!
景気がよろしく無いのか客はあと一組。
俺らもそうしょっちゅう来る訳でもないが、浅草橋でも1位か2位のご馳走だ。
湯が煮立ったら豚を1枚取る。
それを軽く湯通し。
赤いまま頂く。
美味ぇ〜〜〜!
無菌豚最高〜〜!
店主曰くネギも火を通した方が良いそうだが、俺は必ず生。
豚肉の食感とネギの食感が違いすぎて、それが逆にマッチする。
そして美味い白米を一気にかき込む。
もう何年間ここの飯が俺の中で一番だろう?
浅草橋では無敵だな。
今日は二人でお櫃の米を1杯と追加で少々。
豚しゃぶのポン酢と聞くと刺激物が弱い人や酸っぱいのが苦手な人には好まれないが、ここのはほぼ出汁。
その中に少しだけ酸味がある雑妙なタレ。
マジで飲める。
浅草橋での昼飯3日分をお支払い。
でも満足度の方が上。
あ〜美味かった〜〜。
とぼとぼと会社に向かって歩く。
こうしてオフィスという名のタシケントのツンドラ大地をまた開拓する。
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