浅草 偕来

今日は浅草に納品や資材集めです。
浅草で昼になりそうだったのと、会社に誰も居なかったので一人で飯なので冒険です。
前から食べたかったレバ丼のあずまに行こうと雷門近くで車を駐車させて歩きます。
平日の昼の浅草はアジア系外国人ばかりです。
まぁ、この人たちが浅草でお金を落としていってくれているのでありがたいもんです。
暑いので普通の道路を避けて、アーケードの下を選んで歩いていきます。
ちんや横丁を抜けていよいよあずまのある食通通りです。
ここも人が居ないな～。中学生の頃は人が凄くて歩けなかった思い出があるので何だか寂しいですな。
いよいよあずまへ。ってまさかの定休日！！！
しくじった～！次の手を考えていなかったのでここからが徘徊です。
観光地と言うこともあり値段設定が２０００円代が多いのです。
フラフラしているとナイツのメガネの方が歩いていました。さすが浅草！
食通通りの横の路地に入ると、何とも目を引く看板が。
タンメンと餃子が最も安い店。これは気になる。
表には手書きのペンギンの看板。しかもペンギンの絵だけで何だか良くわからん。
店の作りも昭和４０年代で止まっている雰囲気です。
ワイシャツも汗でビショビショなので入ってみることに。
カウンターだけで１５人くらいでしょうか。そこにこの時間で６人もお客さんが居ます。
年齢はかなりアッパークラスで平均５５歳と言う所です。
その皆がタンメンと餃子を食べています。
俺もすかさずタンメンと餃子を頼みました。
新聞を読みながら餃子を食っている親父。タンメンの麺を一本ずつすすっているおばはん。
何だかここは時間が止まっています。
タンメンが出来上がりました。
まぁ良く見るタンメンです。
スープは濃い目で汗かきの俺には最高です。
麺との愛称も中々良く、これは結構美味いです。
量も大盛り位の感じで食べ応えがありそうです。
スープから煮込んでいるので全然冷めませんが、３０年ぐらい前と思われるエアコンが俺の後頭部をキンキンに冷やしてくれます。
これは居心地が良いですね。
餃子も出来上がりましたが何ともレトロ。
ステンレスの皿にステンレスの醤油さし。こりゃ割れる心配も無く便利です。
自分の餃子の食べ方は基本何も付けません。美味い餃子は付けない方が美味いと思っています。
ここのも中々美味しい味です。
皮も自家製だと思われる厚みで歯ごたえが良いです。
具も軽くにんにくが入っているようで甘みもかなりあります。
期待してなかったのですが、この店結構美味いです。
タンメン６００円、餃子４００円。
最も安いは嘘だな。