南千住 大坪屋

急遽飲みに！
昼の日正カレーから、山谷熱が冷めやらない。
会社での只今の時間１９時。
バーチーを誘ってみる。
「泪橋近辺に素晴らしい店が有るけど行かないか？」
バーチー即了承。
もう１人いた。
兎に角大好きな奴が。
ボブだ。
聞いてみた。
二つ返事で来ると。
よし！揃った！
行こうとすると甘えん坊将軍が帰ると。
行くか聞いてみた。
面白そうだとついて来た。
よっしゃ〜！
急遽で４人は良く集まった！
お前等物好きだな〜。
では行くぞ！
総武線と日比谷線を乗り継ぎ南千住に！
南千住駅下車。
西新井出身の甘えん坊将軍が、こんな出口で出た事無いと。
そう。乗降客の少ない首切り地蔵側だ。
ここお降りたらパラダイスは目の前。
大坪屋到着〜！
４人で入る。
４人なのだがテーブルには座らせてくれない。
カウンターで一並びだ。
今日もおばちゃんは怒っている。
何故か常に怒っている。
いつ何時でもご機嫌斜めだ。
ここのコンセプトは「美味い・安い・怖い」の三拍子。
何故かここのおばちゃんが、頼んだ飲み物のグラスをガンガン打ち付ける台が有る。
何故そうするのか分からない。
威勢をつけているだけかもしれん。
でも怖い。
恐る恐る酎ハイを注文。
空のジョッキを台にドスんと置く。
そして金宮の栓を開けるのだが、栓を抜いた手はお釈迦様の天上天下唯我独尊の様なスタイルになる。
そしてコンクの栓を抜く時も高々と。
俺等の前に持って来て、目の前のカウンターにジョッキを打ち付ける。
飯を注文するタイミングを逃した。
レバニラと小鰭酢と肉豆腐を！
これも恐る恐る頼む。
俺がおでんを注文すると厨房から親父さんが出て来て「おでんタネが高くてまだ出来ねぇよ！」
怖い。普通に言えよ。
でも出て来る飯は美味い。
その飯を金宮２５度で頂く。
更に美味い。
途中で他所の客が焼き鳥を頼んだ。
おばちゃんが持って来て「焼き鳥頼んだ人！」
誰も手を挙げない。
奥の席の奴が「俺です！」と言うと「自分で頼んだ物忘れないの！！」
めっちゃ怒っている。
普通頼んだ人忘れないのがあんたの仕事では・・・。
この後俺等も酎ハイおかわり。
ボブが気を利かせてジョッキを手渡し。
「あんた！ジョッキ置きなさいよ！」
完全にバーサク状態だ。
でもね、、、出て来る物は美味いのよ。
こんな最中に南千住らしいお爺さんが入って来た。
匂いこそしないが見た目がヤバい。
鼻水が両鼻から出てアゴの辺りまで垂れている。
すかさずおばちゃんが「もう終わりだから帰っておくれ！」
爺さん「一杯だけお願いします。」
「旦那！今日は終わりだから一杯も出せないよ！」
爺さん「お騒がせしました。すみません。」
凄い店だ。
まだ閉店まで２時間は有る。
軽くあしらったな。
俺等もそうはまごまごしてられない。
山谷の夜が眠ってしまう。
金宮４人×３杯飲み、飯は写真の通り。
御会計を。
４８００円！！！！
ババアも恐ろしいが値段も恐ろしい！