森下 山利喜

はい！山利喜到着！って４軒隣。
みの家に入る時は外に並んでいた。
今は居ない。
中に入ると、丁度４名席が空いたから直ぐに入れるって！
うぉ〜！ラッキー！
皆さんはご存知ですか？山利喜を？
北千住の「大はし」、森下の「山利喜」、月島の「岸田屋」の東京三大煮込み。これに立石の「宇ち多゛」と、門前仲町の「大坂屋」を加えた東京五大煮込みです。
兎に角このモツ煮込みが美味い。
美味過ぎるのです。
最後に来たのは山利喜の新館。お洒落な方です。
その前は本館の旧店舗で中々の風情が有った。
店はすっかり綺麗になってしまったが、その分キャパがデカくなったのが嬉しい。
今日は半地下の席に。
寿司詰め状態だ。
よ〜し！未だ宵の口！これからだ！
鰯の酢〆を口直しに取るがこれはあくまでも前座です。
メインの煮込み玉子入りとガーリックトーストを！
もうこれ以外は要らん！
煮込みが到着。
素焼きの皿に沸騰したまま出て来る。
皿も昔と変わっていない。
早速頂きます！！
美味すぎる。
煮込みのカテゴリーでは無い味。
味噌も少し墨っぽさが残るこの味。
牛シロと牛ギアラの味が、他店とは全く違う味と感触になる。
どうしたらこんなに美味く作れるのか？
でも俺は知っている。
山利喜のレシピを。
２０年前程からモツ煮込みの虜になってました。
そんな平成９年に本屋で見つけた料理百科と言う本に、山利喜と岸田屋のレシピが載っていたのだ！
八丁味噌と赤玉ポートワイン。それにザラメ糖だ。
八丁味噌は、おかず横町の味噌屋の親父にブレンドして作ってもらって何とか味を近づけられた。
この頃から、いつかはモツ煮込み屋を！と思いながらただ喰うだけ。
かみさんに「歳とったら飲食店やりたいな〜。」って言ったら「ラーメン屋とモツ煮込み屋だけはやめて！」って言われました。
老後は全て否定されたので喰うだけにします。