日本橋小伝馬町 太一亭

今日も朝一会社を出る。
何と言う効率の良さ！
早いので道はガラガラ。
早いので携帯も鳴らない。
早いので腹が減る。
何喰うか迷いに迷って気が付けば浅草橋。
あ〜勿体ない！
この地に戻ってしまった。
浅草橋で１人か〜。
あっ！我が社の新車のスポーツカーが有る！
以前のチャリはいつの間にか無くなった。
パクられたのか、誰かがどこかに忘れて来たのかは定かではない。
何ちゅう管理。
それで今回１万円の大枚を払って購入した緑のチャリ。
これで小伝馬町までひとっ飛びだ！
狙うは太一亭。
暫く行ってない。
入店から退店まで散々ギャグをかまされる店。
でもスタミナ定食がすこぶる美味い。
気が付きゃ２年行ってない。
珍獣もここのファンで、夜来ようと言って一度も来ていない。
地下のもう１つの店が変わっている。
つぶれたのか？
新しい店はそこそこ入っている。
太一亭は・・・あら〜客無し。
親父さんにスタミナを注文。
即座にスープが出てきた。
これが美味いんだな。
鶏スープに生姜がたっぷり。
良い味してるぜ〜！
貼り紙は二年前のまま。
相変わらずの３０年で１５万食だ。
土日抜いて日割り計算すると１日２５食。
普通だ。
お新香も到着。
米も到着。
ここまでは全てカウンター越しに出して来た。
いよいよメインのスタミナは、直接手渡しで厨房から出て来た。
戻るのかと思ったら俺の隣に座る。
「豆板醤使うと美味しいよ。うちの豆板醤美味いから。」
知っている。確かに付けると美味い。
テレビでは海外ドラマが放映中。
ＰＣの用語が連発で分からないらしい。
「俺も分からないよ。」と言うと喜んでた。
「この前、紫電改の映画見たらさ〜。」
「今の録画した番組、ＤＶＤに撮るとハードディスクの消えちゃうのな。」
「この前来た客が湯飲みの茶渋が汚いって言うんだよ。」
「ご飯のお焦げ出したら汚れてるって怒られたよ。」
「孫の娘を抱かしてくれないんだよ〜。」
おい！俺全然喰えないよ！
こんな美味い飯なのに味わえんわ！
それにしても相変わらず美味いのでご飯をおかわり。
「どんどん食べてね。」と。
嬉しい事におかわりは無料。
マジ美味かったわ〜。
帰りにふと壁を見ると嵐の大野君と松潤の写真が。
どうも嵐にしやがれの番組で来たんだと。
ここからまた長い。
日テレとこの２人はもの凄く良い人だったとかその他諸々。
さぁ〜帰ろうと思って「近い内に夜来るよ！」と言うとそこから長い。
シソ巻きを食べるとゴルフの飛距離が３０ヤードアップするとか、炭火で串打は自分でやらないと駄目とか、串の先を焦がさないとささくれて指に刺さるとか。
夜来たらどんだけ喋るんだろう？
でも毒の無い良い親父だ。
試しに来るしか無い！