日本橋小伝馬町 ぽっぽっ屋

行きたかった柔術に行けず。
そして２２時迄に家に帰る様にと、お代官様から言われている。
２２時所が、明日の朝まで仕事出来る位有るわ。
でも帰らなきゃいけない。
娘達はかみさんの実家に行った。
どうせ飯は無い。
喰って帰ろう。
メンバーを募るとボブだけ。
珍獣が居るが乗って来ない。
聞けば１７時にひさごを食べて満腹なんだと。
今日は居ないな。
軽く飲んで帰ろうと言う事で、東日本橋の佐原屋に。
でももう２０時半。
家に帰る迄１時間半。
酒はキツいな。
ボブに聞くとラーメンを喰いたいと。
しかも二郎系を。
無ぇ〜ぞ。浅草橋には。
東日本橋にも無いけど。
あっ！ぽっぽっ屋！
ちょっと遠いが小伝馬町迄歩くか。
ゴーストタウンと化した東日本橋と馬喰横山。
日本の問屋は完全な死に体だな。
小伝馬町到着。
こちらは大手アパレル商社が沢山有り、まだ活気があるかな？
でも今日の店はぽっぽっ屋。
隣りは大安楽寺。
刑場跡地。
時代劇で見る、市中引き回しの刑はここから始まるのだ。
そんな暗い場所。
久し振りの入店。
券売機でラーメンと味玉を。
ここは最初にトッピングを頼む。
俺は玉ねぎ増し。
店員が全員中国人か。
時代だな。
味の引き継ぎだけ頼むよ。
ラーメン到着。
何故か野菜増し。
玉ねぎ増しにしてと言うと「野菜は要りませんか？」
食べるよ〜。どうせ捨てるんでしょ？
野菜の上に玉葱増してくれ。
と言う事でいつもの節操の無いビジュアルのラーメンが出来上がり。
俺そんなに喰いたく無いんだけど。
野菜を先に喰い麺を啜る。
美味いね〜。このゴワゴワ麺。
でも最近色々美味いのに当たっているせいか、感動が無い。
完食。
ボブも凄い吸引力で啜っていた。
今日も「江戸伝馬町刑場跡地」の石碑が近づいて来てたわ。
店を出るとボブが「何かインパクトがイマイチ。」
俺もそう思ってたがおごってもらったら「美味かったです！」って言うんじゃ！
そして帰りの駅に向かう。
ボブは大手町でも神田でも良いらしい。
俺は大手町だと一本。
「ここ曲がると神田なので！ご馳走さまでした！」
こらっ！後１００m位付き合えや！