神宮前 紫金飯店

いつもの原宿まで電車営業。
そして営業終了。
今日は千駄ヶ谷駅から帰ってみよう。
その前に飯だ。
駅まで行くともう何もない。
途中で喰わねばならんが、何せ食の空洞地帯。
千駄ヶ谷の客の全員が浅草橋勤務を羨ましがる。
浅草橋勤務は浅草橋に飽きている。
贅沢な話だな。
明治通りを北上して千駄ヶ谷小学校まで来た。
頭の中は野方ホープだった。
ふと見ると紫金飯店が空いているではないか！
ここはいつも混んでいる。
この場所は以前も中華料理屋で、つけ麺大王だった。
チェーン店から外れた完全オリジナルのつけ麺大王。
その店の時は高校生から通っていた。
チャーハンの大盛りを頼むと、マジで洗面器一杯分の洗面器チャーハンと呼ばれている物が有った。
金がないので、夜中にスーパーイーグルさんと原付で来ては一杯頼んで３人で分けていたもんだ。
そこが無くなり結局中華に。
でも一度も来た事が無い。
藤井聡太が将棋会館で対局する時の勝負飯の内の一軒だ。
カウンターに座る。
メニューを見て直ぐにおすすめに決めた！
ルース丼だ！
俺が高校時代働いて店での呼び名は「ルースー丼」だった。
その店では青椒肉絲は高級一品料理として出していた。
そんな思い出があり、俺はいまだに高級料理だと思っている。
中華は早い。
物の数分で到着。
豚肉とピーマンのやや苦さが本当に合う。
竹の子の歯応えも青椒肉絲の美味さの一つでも有る。
それが米の上に乗っているって・・・・。
たまらんよ。
俺が子供の頃にはこのオンザライススタイルはほぼなかった。
乗せるのは中華丼ばかりだ。
素晴らしく美味いな〜。
俺の本日の勝負飯。
でも客との勝負終わって帰り道。
気持ちの空振り。