NO RICE NO LIFE

フランス料理、パスタ、スイーツ、一切無し!
女性リピーター率ゼロの飯ブログです。

2012年10月4日木曜日

赤坂 鈴よし

珍しく赤坂で商談。
この時期になると必ず来る。
一部上場の家具メーカーなのだが仕事が固い。
1つ数十円の物の制作を決めるのに3ヶ月程費やし、試作に金も相当賭ける。
でも一回決まると鼻くそほじっていても注文が来る。万単位で。
数年先を見越してのデザインや、機能性を追求する大手企業は凄いの一言だ。
勿論デザイナーも居る。
工業デザイナーと呼ばれる人達だ。
普段商談するのはアパレルデザイナーなので、随分見た目が違う。
工業デザイナーは皆スーツで高齢だ。
アパレルデザイナーは若い人達ばかりだし、全身タトゥーも居るし、上半身ビキニで仕事している女も居た。
お客でカミングアウト済のゲイも3人居る。
短パンが短すぎて、お楽しみ袋が出そうな奴も居た。
そんなのとは真逆な工業デザイナーとも商談終了。
赤坂の街に飯を!
来る時は誰も歩いて居なかった赤坂の街も、とんでもない人数飯屋を求めて彷徨っている。
あの一ツ木通りも、テナントが空いてる所がチラホラ。
有る店も飯の単価が安い。
と言う事は今はテナント料安いんだろうな〜。
減量中でなければ雷やに間違い無く行くが、今日はお預け。
気になっていた鈴よしに。
店に入ると頑固そうな板前と奥さんらしき人が。
先客3人。皆カウンターに座っている。
1つ飛ばして座ろうとしたら「詰めてくれ。」と。
そう言うルールなのか。
取り敢えずお目当ての出汁巻き玉子膳を注文。
俺の目の前で店主が忙しく動いている。
他の客の煮物を盛りつけているが、形や大きさを見て見栄えが良い様に皿に盛りつけている。
さすが京料理だ。
俺の膳も到着。
飯よりも煮物の皿と御飯茶碗がえらく高そうに見える。
人生で外食で玉子焼きで御飯を食うのは初めてだ。
普段の俺なら喰わない。減量中だからだ。
玉子を一切れ。
う〜ん・・随分と上品な味だ。
超薄味のフワフワ玉子だ。
いつも築地で買う松露の玉子焼きとは全然違う。
そして米を一口。
これも最高レベルの米だ。
塩鮭も汗かきの俺にはやや薄口に感じて上品。
京漬け物も美味い。
赤出しに関しては丼で飲みたいクオリティー。
ゆっくり良く噛むと満腹になる。
いつもこうすれば良いのだが、全く出来ません。
こんな上品な店で上品な飯なのに、最初の方にゲイだのお楽しみ袋など書いてしまった。
下品だな〜。

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