西五反田 食事処 志野

今日も珍獣と、とっとと営業。
１２月はのんびり会社で仕事していると、午後は車で移動出来なくなる位混む。
それだけは回避したい。
移動時間。
まさに渋滞は究極の時間の無駄だ。
俺は神宮前と六本木。
珍獣は渋谷３軒。
ガンガン回るぜ〜！
勿論珍獣との営業は俺が運転だ。
珍獣は最近こそイキっているが、運転が怖かったらしい。
今も座席のスライドは一番前だ。
７０歳のお婆ちゃんの運転の様だ。
渋谷からドンドン回る。
渋谷系で最後の客は１２時半で終了。
残すは六本木のみ。
ここで提案。
「生姜焼きの銘店を探せ！」
ミッション開始だ！
昨日の店はもう良い！
どっか無いのか？
全然出て来ないらしい。
この木偶の坊がっ！！
俺に任せんしゃい！
もうここしか無い。
五反田の志野だ。
あんな美味い生姜焼きは無い。
生姜焼きと言うか七味炒めだ。
その名も「ニクシチ」
これだけで通じる。
場所は五反田ＴＯＣの地下飲食街。
完全に昭和時代にトリップするノスタルジックな場所。
息子が小さい頃は上のアカチャンホンポに良く来た。
その帰りに地下で飯を喰ったもんだ。
でも途中で気付いた。
家から不動前駅迄大人で往復５００円。
夫婦で１０００円。
アカチャンホンポに行く目的は紙おむつとミルク。
でも必ず余計な者を買う。
必要以外の物を１００００円位買うのだ。
なので今はネットで買う。
ＴＯＣにも全く用事が無い。
今日は久し振りに来た。
車を停めて地下に。
ここの地下は方向感覚を失う。
全部同じ景色だ。
志野を発見し入店。
座敷に珍獣と２人。
勿論「ニクシチ」をコール。
何が嬉しいって、ライスおかわり無料だぜ！
客は一段落しているので俺等のニクシチを炒め始めている。
そして来た！
２年振りの対面！
今日もご機嫌な豚バラ肉だ！
山盛りのキャベツの上に、山盛りの肉七味炒め。
マヨネーズまみれのスパゲッティーも有る。
肉を少し取り米と喰う。
うぅぅぅぅぅ〜〜〜〜美味い！
肉はピロンピロンだしピリ辛だし米美味いし。
はぁ〜〜文句無いわ〜。
珍獣も美味いと。
そりゃそうだ！美味いだろうよ。
これマズイって言ったら箸で目を突くわ！
今は飯で汗をかく事が無くなったが、これは中々辛い。
珍獣は既に鼻の周りに汗びっしょり。
でも俺より先に米をおかわり。
その間に俺は味噌汁を飲む。
これは美味い味噌汁だ。
味噌汁と豚汁と中華スープの間の子だな。
珍獣もスープに惚れ込んだ様子。
店員呼んで味噌汁がおかわり出来るか聞いている。
これも無料だ。
今時有り難いわな〜。無料って。
俺も米をおかわり。
残りの肉になるに連れて味が濃くなる。
最後の方は肉一欠片で茶碗半分喰える味。
更に俺も味噌汁もおかわり。
はぁ〜美味い。
ふと珍獣を見ると「お前！スコールにでもあったんかい！？」って位ビショビショ。
１２月にシャツの胸の部分が汗で変色している。
もみあげから大量の汗が。
使い放題のポケットティッシュも二袋終了〜。
いくらなんでもそんな辛く無いわ。
帰りも勿論俺の運転で最後の客の六本木に。
その間この寒空に車の窓全開で涼んでいる。
そして１時間後も襟足はビショビショ。
究極の暑がりだ。