桜丘町 鳥金

今日もお客さんと飲み。
千駄ヶ谷のアパレルのお客さん。
男２人と女１人、
付き合いは長いが、飲みに行ったことがない。
一人はもの凄い古くから知っている年下。
昔は俺の家で格闘技観戦をすると必ず家に来ていた。
タトゥー入れると言った時もかなり止めた。
でも入れてきて俺の家で痛い痛いと冷やしてた。
もう１８年の付き合い。
気が付いたら結婚してて、子供が２人いて、離婚してた。
忙しい奴だ。
その会社の３人と飯に。
今日の店は女の子のチョイス。
「私が予約しますんで！行きたい所が有るので！」
もの凄い嫌な予感がした。
アパレルの３２歳の独身の女の子。
バルとかイタ飯とかは嫌だな～。
痛風カウントダウンに載せられない様なお洒落な店だろう。
当日連絡がきた。
「ここ行きたかったんですよ～。」と書いてありURLが貼り付けられてる。
押してみたらまさかの桜ケ丘の鳥金。
何だよ～！話分かる奴じゃないか！
店に２０時集合。
うちの会社からはベニテングダケが参加。
俺が遅れないように先に乗り込む。
丁度客と同じタイミングで入店。
狭っ！
半端なく狭い座敷。
予約する時に人数と体格を聞かれたらしい。
納得だわ。
先ずは生を注文。
後は知らん。
任せた！
地鶏のたたきと鳥皮ポン酢が来た。
何だか美味そうだな～。
地鶏のたたきを。
美味っ！
地鶏新鮮で美味いわ～。
歯ごたえもいい感じだ。
生でこんな美味いのか～。
生肉は本当に美味いわ。
鳥皮ポン酢も。
これも素晴らしい。
鳥皮のコリコリ感と大根のシャキシャキ感。
酢ともみじおろしの辛さ。
すべてマッチしている。
続いて真黒なものが。
地鶏の炭焼きだ。
もうバーベキュー場の匂いがする。
いたずらで焚火した時の匂いだ。
喰ってみる。
あ～美味ぇ～な～！
これだよこれ！
これこそ鶏肉の正しい喰い方だわ。
この辺りでベニテングダケが合流。
ここでまた乾杯。
ベニテングダケの喰いたい物を聞き注文。
串だった。
この辺から向こうの連中が、仲間の女の子をからかいだす。
実はこの辺から記憶が曖昧。
いつものパターンだ。
お新香は食べたのは覚えている。
金を払ったか覚えてない。
携帯を落として防護ガラスが割れたのも覚えている。
でも皆と別れたのも覚えてない。
もちろん帰り道も。
朝起きて慌てて財布を見る。
有ったわ～！領収書。
ここでもう一度寝る。
こんな土曜の朝。