東大井 鮫洲運転免許試験場 食堂

遂にこの日が来た！
免許の更新だ。
前回の更新では、次回は絶対に眼鏡掛けないと受からないと言われた。
ランドルト環は２.０位までよく見える。
大型とけん引持っているので俺には奥行き検査が有る。
あれが分からんのだ。
全く見えない。
今回は目の調子が良さそうな日曜の朝一番に来てみた。
８時の開場前から並んでいざ目の検査に！
目を休めて休めて。
女の教官の所に。
ランドルト環は問題なく受かる。
奥行き検査に。
全然分からん。
多分ここだろうと言う所でボタンを押す。
「駄目ですね。目を休めてもう一度並んで下さい。次落ちると試験代が半分しか戻らないのと後日の受験になります。」
クッソ〜！これはヤバい！
次来るのは来週だ。
かみさんが大事に更新はがきを隠していたもんだから、既に誕生日から２週間が経っている。
もう時間が無い。
眼鏡作るのも嫌だし、眼鏡使用になるのも嫌だ。
今一度並びつつ目を休める。
もう列は長蛇だ。
これで１０分くらいは稼げるかな？
次はあの女の所には絶対に並ばんぞ。
女は厳し過ぎる。
３人の列でまた女の所になりそうだったが、馬鹿なふりして遅れて男の教官の所に。
試験表を渡す。
教「奥行き１回落ちてんだ。」
俺「全く見えないです。もう２０年以上運転してないし、感覚が分からんのですよ。」
教「もう一回やってみて駄目だったら眼鏡作って来ておいで。」
俺「今日しか時間無いので、もう大型もけん引も要らないんで、普通免許だけにしてもらえません？」
教「えっ？降格で良いの？」
俺「良いです。もう乗らないし。」
教「勿体ないよ〜。今持っている人少ないから。取りあえずもう一度やってみな。」
ここで機械を動かす。
全然見えんが適当に押す。
教「合格で良いよ。」
俺「ありがとうございます！」
こうして俺の大型とけん引免許は後３年もった。
優しい警官も居るもんだわ〜。
今日のアジフライは格別に美味い！