丸の内 築地寿司清

来たわ〜。
かみさんからのトップダウン。
誕生日月の定期貯金。
そんなに大事か？
年に一度クソ忙しい時に呼び出される。
今日は東京駅の八重洲口に。
そう言えば八重洲口の八重洲を皆はご存知か？
まさかの江戸時代にここら辺に住んでいたオランダ人のヤン・ヨーステンが訛って八重洲だぜ。
そんな事はどうでも良い。
ここに銀行が有り呼び出される。
俺が着いたら既に居た。
何も知らない俺はただ質問に答えるだけ。
何をどうしていくら入れるのかも知らん。
俺の口座で金を出し入れしているだけ。
残高すら分からん。
だって俺の金じゃないもん。
どうも誕生日月は１ヶ月で５％付くんだと。
でいくら儲かるんだ？
えっ！そんなに？
その元手は？
おいおい！
世が世だからその位の金でも殺されかねんぞ。
相変わらず財テクが半端無い。
そして１円稼ぐだけでもどこにでも行く。
そして行かされる。
金儲けただろ。
俺に昼飯おごれ。
と言う事で会社に戻るので東京駅で飯に。
前回もそうだが寿司だ。
かみさんの金は俺の物だ。
かみさんは毎回安いちらし寿司。
俺は一番良いものを頼む。
俺は茶碗蒸し付き。
どうだ！この男尊女卑ぶりは！
こう言うときしか虚勢はれないもんで・・・。
茶碗蒸しからして美味い。
最初に鮪が来た。
あらぁ〜。
これは美味い。
シャリのふんわり具合もいい。
寿司は美味いがかみさんと話す事が無い。
全く無い。
どんな人でも話しを合わせられる俺が、全く会話が弾まない。
そんなもんか。
上がりもおかわりして御会計！
伝票を渡されるがそのままかみさんにスルー。
あ〜素晴らしい！