駒場 千里眼

今日こそは千里眼！と決めた日。
全ての仕事の段取り終了。
時間は１０時半。
今日で我が社の本年度の〆。
不景気とは言え道が混む事が予想される。
営業マンに対して車も足らないだろう。
そんな時に生け贄発見！
脱ラーメン宣言をして約１年のバーチーです。
聞けば渋谷に行くと。
よ〜し！便乗！
バーチーは渋谷２件。俺は神宮前２件。
バーチーのお客さんから行って良いよ。と優しさを見せつつ罠です。
俺の営業も終わった時に「千里眼で良い？」と言うパワハラをバーチーは受けて立ちました。
店に着くと表に３人待ち。中も５人待ち。
この待っている時がたまらん。
暫くして店内に。
食券を買います。
勿論本日は豚冷やし。
可哀想なのでバーチにはおごります。
麺の量を聞かれるので俺は普通で。バーチーは「半分で！」
女子かお前は！
このクソ暑いのに結構の割合で普通のラーメン食べている。
俺の隣のガテン系はスープまで飲んでやがる。さすがだな。
俺の左隣は東大と思われる男女が。
会話を聞いていると初めてらしい。
それなのにヤサイ、辛玉頼んで見事に喰えなくなっている。
女はヤサイ増しを完食。大したもんだ。
俺の順番が来ていつもの「３番のお客様！ニンニク入れますか？」と。
今日はニンニク少な目、ヤサイ、アブラ、カラメをチョイス。
初の冷やし中華なので良く分からん。
冷たい野菜の上に熱々の背脂がしこたま掛けられる。
味の想像ができないので美味そうとは思わない。
「冷やしの豚は別皿で出しますから！」と言う事。
いつものヤサイ増しとは見た目が違う。
アブラとドレッシングまみれの部分をゴッソリ取って食べてみる。
暖かいアブラと冷たい野菜でかき混ぜたら生温い。
でもなんだろう？世の中のサラダより数倍美味い！
奥の麺を取ってみる。
いつもと同じ麺だ。
タレが違う。
クリーミーなタレ。
かき混ぜて喰ったらこりゃ美味い！
何だろう？表現のしようがない！
ドレッシングに近い味がするが麺と素晴らしく合う。
いつもの千里眼の麺も冷やされていてちくわぶの様だ。
これなら麺大盛りにすれば良かった！と後悔。
別皿の鶏チャーシューも冷えてるのに柔らかくて美味い。
もう千里眼は二郎インスパイアの枠を超えたな。
いつの日か「塩ラーメン初めました！」って言うのをやってくれないかな〜。