銀座 はと屋

今日もまさかのベニテングダケと営業。
場所は千代田区一番町。
２日連続一緒だ。
でも怖い。
昼飯が怖い。
またあいつの事だから「わいず」って言うだろう。
商談も終わり恐る恐る聞いてみた。
「何喰いたいの？」
「生姜焼きです。」
えぇぇぇ〜〜〜〜〜〜！マジで〜〜〜！
まさかの生姜焼きだ！
俺にとってはアルプスの少女ハイジのクララが、立った並の衝撃だわ〜。
一番町で生姜焼きか〜。
ここには先ず無い。
生姜焼きランキングだと神保町のボーイズカレーか。
でも更に上が有った。
新橋のはと屋だ。
何故か知らんが神保町のボーイズカレーに貼り紙が有り、週刊誌のランキングで番付が大関になったと。
その記事の横綱がはと屋だ。
でも記事貼るのも諸刃の剣だよ。
絶対上に行きたくなるから。
あの貼り紙さえ無ければボーイズカレーだったんだけどな〜。
銀座に到着。
住所的には銀座だが、佇まい的には新橋括りで良いだろ。
歴史を見たら、この土橋近辺は戦後のドサクサで酷かったらしい。
こういう土地は大好きだ。
道もガラガラで直ぐに到着。
地下飲食街に入る。
はと屋に表並び無し。
直ぐに入店！
ベニテングダケに何を喰うか再確認。
やはり生姜焼きだと。
気持ちは変わらんらしい。
俺も生姜焼きで！
ここは厨房が丸見え。
店主が豚肉を取り、フライパンで炒め始める。
秘伝のタレっぽい物も掛けている。
まだ来ないからメニューを再確認。
これ一通り喰いたいわ〜。
完全にわんぱく飯だもんな〜。
そんな時にライスが来る。
メインも到着〜〜！
来たぞ！
久々の生姜焼きが！
先ずは肉を一欠片。
美味い！上品に美味い！
いつも俺等が褒め称えているのは下町庶民の味。
これは宮内庁御用達だわ〜。
こんな上品な生姜焼きはないな〜。
甘辛だけど辛みは３％位か？
豚肉はバラ。
世界一美味い肉の部位だ。
横で喰うベニテングダケを見る。
小言で「美味い。」と言っている。
お互い完食。
今日はおごるわ。
恒例の感想を聞いてみた。
「いやぁ〜。本当に美味しいです。」
で？どうなの近々来たいの？
「また来たいです。」
えぇ〜〜！？
ここで「暫くもう生姜焼きは良いです。」は無いんかい！