東日暮里 モランボン

今日は珍しく女子社員と飲み。
年に一度有るかどうかだ。
基本仕事が遅いので帰社時間が合わない。
こう言う時は、マジで3日位前から調整しなければ予約した店に遅れる事になる。
それでもイレギュラーな仕事がどんどん入りテンテコマイになる。
今日はお姉からこの店に行きたいと連絡が有った。
前回の山田屋以来のリクエストが来た。
こんなブログやっているので、しばしばリクエストが来る。
それに答えて会社のメンバーに日程と場所と料理を一斉配信。
直ぐ返事が来る。
お疲れ気味で気分転換したいスーパーイーグルさん。
俺のリクエストに必ず乗るボブ。
女子社員が来ると急にイキる珍獣。
そして俺。
女子社員はお姫とお姉とお嬢。
このあだ名でないとヤバい。
たまに俺のブログを見ているらし。
変なあだ名にしたら会社で迫害を受け村八分にされる。
３人は今後これで行こう。
それにしてもお姉は臓物好きだ。
リクエストする店が臓物屋ばかりだ。
今回来たさそうだった甘えん坊将軍が俺に聞いて来た。
「俺も行きたいな〜モンブラン。」
モンブランでは無い。
モランボンだ。
モンブランはヨーロッパアルプスの４８００mの山だ。
モランボンは北朝鮮の９５mの小高い丘だ。
全然違うぞ。
今回も場所は三河島。
はっきり言って全く用事の無い地域。
昔会社に居た朝鮮国籍の二世が、よく俺を連れて来た。
確かに焼肉が美味い地域だ。
土地柄この辺そう言う人達の場所だし。
なので肉には期待が持てる。
１８時１５分に会社を出る。
でも俺とスーパーイーグルさんはそうは行かない。
電話がバンバン来る。
あ〜こんな時に〜。
何とか凌いで１８時半近くになってしまった。
１階で全員待っているので合流。
そのまま三河島にＧＯ！
近くて遠い三河島。
浅草橋から乗り換え２回で到着。
東京のJRとは思えない閑散とした駅。
降りたら直ぐに焼肉屋。
大阪の鶴橋みたいなもんかな？
駅を降りたら直ぐに黄色い看板が見て来た。
ここだ！
知らなければ入り難い店だな〜。
入店！
あらぁ〜！広い店！
お座敷を用意されてた。
珍獣の靴下が穴開いて無いかチェック。
今日は大丈夫だな。
入店を許可する。
俺はビールさえ有れば良いんで皆に任せます！
ただ念の為メニューを見る。
何だ？イカフェって？
アジフェも有る。
いかと鯵か？
チャリフェ？カオリフェ？
全然分からん。
しかも（ムルフェできます+１００円）って。
何だその”お馴染みの”的な感じは。
聞いたら野菜と具か辛いタレで混ぜてあると。
だからチャリフェとカオリフェとムルフェは何だ！
通用しなさそうなのでイカフェにしてみた。
後俺の希望はマッシュルームで。
皆さん後はどうぞ！
飯よりも酒頼もうよ酒！
俺は生ビールで！
今回来たいと言ったお姉はトウモロコシ茶。
マジか。
先ずは乾杯〜〜！
明日は休みだ！
プハァ〜！ビール美味〜〜い！
先ずは何だか真っ赤な物が来た。
コブクロ刺だって。
辛そうだな〜。
一口。
何だこれ！滅茶苦茶美味いじゃんか！
全然辛くないし。
これは幸先良いぞ！
今まで喰ったコブクロで一番美味い。
このコリコリ感が固くも柔らかくもなく微妙な歯応え。
辛さも不思議な感じで酸味が強いか？
冷麺のスープにチゲを入れた感じの甘みも有る。
続いてイカフェが来た。
これか！フェのシリーズは。
あ〜！これも美味い！
朝鮮サラダとでも言うのかニラとネギといかがさっきのコブクロのタレの様な物で絡められている。
これも美味いな〜。
酒飲める生野菜だよ。
おいおい！焼く前にテンションマックスだぜ！
皆ここの美味さに気付いた。
続いて来たのがマッシュルーム。
俺の大好物だ。
店の人が綺麗に並べる。
泡が立ち落ち着いたら喰うと。
教えに従いマッシュルームを１０分程睨みつける。
はよ泡引け！
引いた所でガブリ。
ひょえ〜！何だこの美味いハラタケは！
焼くだけでこんなに美味いのか？
出て来た汁はマッシュルームが本来持っている水分なのか？
味が付いている。
これはいよいよヤバいぞ。
まだ肉来てないからな。
そしてボブの大好物ニンニクが来た。
会社でニンニンク禁止令が出ているので、今日位たらふく喰えや。
煮えないうちから喰い始めている。
がっつき過ぎだわ。
ニンニクとともに来た謎の生卵。
店員に聞く。
ニンニク食べたら玉子を溶いて、残った油に入れるんだと。
奇跡の料理じゃないか！
ボブが溶いて入れてみた。
はい！玉子料理最高峰来ました〜！
こんな美味い喰い方有るのか〜。
そして肉がやっと来る。
先ずはハラミの塩。
これで全てが分かる。
じっくり焼いて・・・・良し！今だ！
そのまま頂く。
あららら〜。
こんな美味いハラミ喰った事無いわ〜。
肉の新鮮さも凄いが、タレの味も美味い。
この塩ダレは少し薄めに感じるが、肉が美味いのでこの位で丁度良い。
考えているわ。
そしてここからホルモンオンパレード。
ミノ、シマチョウ、ハツ。
どれもこれも喰った事無い位美味い。
こんな美味いのに何故食べログでは点数が低い？
あんな物あてにならんわ。
そして確実に美味いであろうレバーが来た。
「表面を軽く焼いてお召しあがり下さい。」
良い言葉だわ〜。
遠回しにこのままでも喰えると言う事だろう。
でも一応焼く。
両面を少しだけ。
頂く。
おいおい！料理長呼んでくれ！
こりゃハイタッチもんだよ！
いやぁ〜！新鮮で美味い！
しかもこのタレが更に美味い！
皆腹がヤバくなって来たらしい。
マジで？
俺本当に腹５分目なんだけど・・・。
生ビールあなた達の５倍飲んでるけど。
ここで〆ようとしてやがる。
そうは行くか！
俺が喰い荒らして阻止してやる。
コムタンうどんと冷麺を頼む。
腹溜めようとしやがって。
俺が喰い尽くしてくれるわ。
コムタンうどんを取り分けてもらう。
やはり美味いね〜。
ここ何喰っても美味いよ。
続いて冷麺も。
これも美味い。
良い出汁出てるわ〜。
皆マッタリ仕始めた。
おいおい！これからじゃないかよ！
俺はチャンジャとビールを追加。
ここのチャンジャ美味いわ〜。
余りチャンジャ知っている人居ないのね。
独り占めだわ。
時間はまだ２１時前。
なんて健康的なんだ！
御会計が来たら急にイキる珍獣。
「今日は僕が一万円出します。」
えぇ〜〜！こいつ女の前だと急にお兄さん風吹かせるわ〜。
しかも強風の。
俺等男と飲むと出す金はそよ風じゃないかよ。
調子乗りのこいつを見て俺がコールを即す。
「もう１枚！もう１枚！」
皆乗って来た。
更にもう１諭吉出す珍獣。
馬鹿だな〜！
お前今日は瞬間最大風速６０mだ。
アホだわ。