水曜日は時間的に早く終わる。
更衣室に総監督が居たので岐阜屋に誘ってみる。
すぐに乗ってきた。
その更衣室にハラショーさんも居た。
岐阜屋にデビューするという。
高級な物食べているハラショーさんに岐阜屋は申し訳ない。
俺らの様な夜飯カースト制度下位の面々とは一緒には出来ない。
逆にハラショーさんお薦めの店を聞いてみた。
よだれ鶏を提案された。
ハラショーさんはフレンチからイタリアンから日本そばからスイーツまでなんでも網羅。
今まで行ったよだれ鶏の店は、全部ハラショーさんの紹介。
ハズレが無い。
しかも安い。
言う事なしなのだ。
言われるがままについていく。
道場から大ガードをくぐり歌舞伎町へ。
ガード潜っただけで急に如何わしくなる。
おっさん4人で歩くと呼び込みの格好の餌食だ。
救急車が来ていて人が搬送されている。
歌舞伎町では全く珍しくない日常。
ささっと歩き雑居ビルに。
この雑居ビルがヤバい。
タイのマッサージやら出会カフェやら。
確実にそこに来た客に見えるだろうに。
エレベーターで上がり店に入ると異国の地。
クミンの匂いがする。
そして飛び交う中国語。
これは今までのハラショーさんの選んでくれた名店と同じだ。
期待大。
席につきお酒を注文。
あとはお任せで。
次から次へと注文。
相当来ているのか?
よだれ鶏と羊串とホルモン炒めと毛沢東の愛したという角煮。
魚の麻辣煮と水餃子。
では乾杯〜〜!
よだれ鶏から来た。
これは楽しみだ〜〜!
取り皿に分けでいただく。
お〜・・・あっ!
辛っ!めっちゃ辛い!
咽せる。
ハイボールで流し込み事なきを得た。
もう一度食べる。
少し慣れたか。
でも辛い。
もう大丈夫だ。
美味辛くなった。
やはり湖南を名乗るのでそこそこ辛いな。
でも俺の仕事で行っていた江蘇省も湖南省の隣だ。
緯度的に変わらない。
でも辛いものは少なかった。
もっと南の広東省もよく行ったがここは辛いもんがいっぱいあった。
地域関係ないのかな?
ホルモン炒めはやわらかい小腸が薄甘く炒められている。
これは美味いな。
先ほどの辛さを和らいでくれた。
羊串も来た。
これは中国で相当喰った。
おやつ代わりに喰っていた。
日本のも中国のもほぼ変わらない味。
そりゃそうだ。
中国人が作っているんだから。
お次はここの名物の湖南風豚の角煮。
毛沢東も愛したというが、湖南省生まれと言う事をこれで知る。
勉強になるな。
こちらはトロットロ。
これだけこの店では亜種の料理だな。
これは毛沢東だけではなく俺も愛するよ。
ここでひと段落したらまた真っ赤なのが来た。
今度は魚だ。
頂いてみる。
これも辛〜〜い!
でも魚が美味〜〜い!
これは本格的なやつだな〜。
中国で辛いものを何度か喰ったが、赤いものは無かった。
全て青唐辛子で見た目が分からん物ばかりだった。
白身の魚の鍋もよく食べた。
でも大体変な緑色のスープの中に浸っていた。
これも慣れてくると美味い。
お陰で酒も止まらない。
道場でシャワー浴びてさっぱりした後に汗でビチョビチョ。
全員変態だな。
最後は優しいワンタンが。
これで整えて終了。
翌日のお尻事情は言うまでもない。
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