港南 大衆酒場 鳥徳

そして花金。（古っ！）
今日は、Ｊ社のセールが久しぶりに品川で有ると言うので港南飲みだ！
Ｊ社は青山に引っ越してしまった。
俺はこの地区が大好きだったのだが、Ｊ社以外この近辺には用事が無い。
こんな時以外この場所で飲む事は無いので、今までず〜っと行きたかった店に行ってみる。
大衆酒場　鳥徳だ。
大衆酒場と書かれるだけで心が躍る。
今日の品川は半端無い人の数だ。
そりゃしょうがない。
ボーナスも出たろうに。
しかも忘年会シーズン。
おまけに金曜日だ。
どの店も満席だ。
そして呼ばれていたかの様に鳥徳だけ入れたのだ。
席に着くと後ろの壁に吉田類の色紙が。
よっしゃ〜！美味い店確定だ！
鳥徳だから焼き鳥だと思っていたのだが、鯨を押している。
ではそれを喰うしか無い。
先ずは賛否両論分かれる鯨ベーコンから。
俺が子供の頃は近所の商店でよく買った。
親父とおふくろが好物なのだ。
それを一口もらったが最高に美味くなかった。
今考えると保存技術の進歩だろう。
当時のはやたら塩っぱかった。
ここのは美味い。
辛子と醤油で食べるとコリコリとした食感が。
甘えん坊将軍は恐る恐る食べている。
そりゃ〜君ら世代は馴染みが無いだろうに。
美味いとも美味くないとも言わない。
と言う事は苦手だな。
続いて鯨刺し。
残念ながら冷凍だったので暫く解凍。
タイミングが良い頃に俺の号令で食べ始めます。
生姜とネギを鯨に乗っけて一口で。
美味い。
先日の音羽の銀の海で食べた鯨以来、鯨が喰いたくて喰いたくて。
ここのも臭みが全く無い。
生姜もネギも必要無い。
馬刺とマグロの間の子の様な味。
これは確かに昔の人が好んで食べた訳だ。
もう鯨愛が止まらない。
最後にさらしくじらも注文。
通称おばいけ（尾羽毛）は鯨のしっぽの根元部分だ。
コラーゲンが大量に含まれていると言うのに、一口喰ったら誰も手を付けない。
確かにこれは賛否両論分かれるだろう。
俺は好きだが。
その頃から仲間がトイレに行きだし、帰って来ると笑っている。
俺も入ったが目の前に貼り紙が１枚。
「カギをかけたことをわすれないでね！」忘れて扉に突っ込むのか？
「カギをかけるのをわすれないでね！」ではないのかな？
大衆酒場はいい味出している。
店の名前は鳥徳だが、鳥料理は焼き鳥１品のみだった。
時間も早い！
しかも俺の家は直ぐそこ！
さ〜次々！