東莞市 常勝海鮮城

中国入り〜〜！
来たく無かったわ〜。
出来れば人の死なない天変地異でも起きて欲しかった。
飛行機欠航しろ！と何度も思った。
台風も来るの遅いわ！
早よ来い！
甘えん坊将軍と８時半に成田待ち合わせ。
成田発は面倒だしやめてくれよ。
１０時のフライトで中国の広州市に有る白雲空港へ向かう。
８年振りの広州だ。
８年前は北京五輪前。
上海万博前。
まだまだ貧乏だった中華人民共和国。
１元１４円だった。
今では２０円。
既にこの国で物を作る旨味もない。
もうやめようよ。中国生産。
皆がやめたら俺もやめるからさ！
こんな感じで日本はダラダラと中国生産を続けているのだろう。
今こそ脱却だな。
と言いつつ何だかんだで頼りっきり。
初日２日目と俺の仕事は無い。
甘えん坊将軍の仕事だけ。
俺も面識は有るが女社長にアテンドしてもらう。
中国で実際仕事しているのは女の人が多い。
男は働かない。
不思議な民族だ。
今日も無理を言って新たな工場を見せてもらい既に１９時過ぎ。
経済は発展しているが、街が眠るのは早い。
工場から移動の間に社長から言われる。
「日本食で良いですか？」
答えは「No!」又は「不要」
何が悲しくて中国で日本料理喰うんだよ。
中華屋つれてけ！
で、来たのがとんでもない店。
もの凄くデカい中華料理屋。
俺が子供の頃の芝公園の龍園クラスだ。
しかもさすがの女社長。
ここの着く前にオーダー済みで料理が出来上がっている。
抜け目無いな〜。
個室に。
広東料理屋は部屋にトイレが着いて居るのが主流の様だ。
先ず目の前に有る急須。
中を見たら肉と貝の詰め合わせ。
これのスープだけを飲むらしい。
名前は功夫湯。
クンフーだ。
あらら〜〜〜！これは美味いや。
何だこの優しくて深い味わいは。
肉と貝で取った極上スープ。
日本の中華屋では絶対に味わえんな。
大好物であるボイル海老、チャーハン、空芯菜の炒め物。
日本の男心をくすぐるぜ。
海老を取り頭を破壊してからを特製醤油に。
懐かしい〜〜〜！
激烈に美味い！
海老のボイル時のプリプリ感を最大限に引き出している。
魚醤っぽいタレが何とも美味い。
喰いまくっていると甘えん坊将軍が白酒（バイチュー）を飲みたいらしい。
望む所だぜ！
２年振りに飲む白酒。
味は最高。
この発酵食は飲めば飲む程腸に良い。
不思議な酒だな。
白酒を飲みながらニンニクまみれのホタテを喰う。
何と言う美味さ！
マテ貝も良い味付けだわ。
約２時間半飲み食いしまくって社長の奢り。
あ〜〜初日からして奢ってもらった。
明日の予定も俺は無い。
明後日から本格始動。
来たくないのに飯を満喫。
中国での楽しみは飯のみ。
あ～いっぱい食べて仕事終わらせて早く帰りたいわ。