渋谷 鬼亭

夜に電話を取ってしまった。
会社の電話を。
出てみたら俺の元お客さん。
お久しぶりの挨拶。
そして中国出張の前日に、飲みに誘われたのだが断ってしまった。
では次何時にしましょうかと。
まさかの今夜と言う返事。
今夜！
マジ！
もう１９時半ですぜ！
でも行く！
基本断らない。
こう言うインパクトは重要だ。
店が指定された。
渋谷の鬼亭に２０時半待ち合わせだと。
鬼亭・・・知らん。
調べたら中々点が高い。
渋谷駅で降りて宮益坂に向かう。
浅草橋と全然居る人の層が違うな〜。
夜の渋谷は久し振り。
ピチピチの人ばかり居る。
全身の４０％位しか肌が隠れてない。
良い街だ。
宮益坂の郵便局の先を左折。
あった！
こりゃ分からんな。
店に入る。
もう既に先方は3人待っている。
挨拶して着席。
去年一杯でガナ嶋に渡してしまったお客さんだが、付き合いが長いのでブランクは感じない。
隣りの席まで間隔も無い。
そこに男５人で座る。
隣の席は女お笑い芸人のデブが居る。
確か１日５食喰うと言っていた。
と言う事は美味いんだな。
先ずは生ビールで再会を記念して乾杯！
見ても良く分からないのでお店のおばちゃんに聞きつつお任せで注文。
殆ど鶏肉。
鶏肉の焼肉屋。
珍しい。
注文は鳥のモツ３点盛り。
ネギ焼き、ネック（香草焼き）を。
モツが来た。
俺は何もしないのに皆が焼いてくれる。
俺の元お客さんなのに。
レバーから。
素晴らしい〜〜〜！
溶ける。
完全に溶けてなくなる。
歯が要らんわ。
ハツも喰う。
こんな美味いコリコリなハツは初めてだ。
これは歯が無いと駄目だな。
ももは何とも美味い焼き鳥。
ちょっとちょっと！
ここ、この一品で大分ヤバいぞ！
ネギ焼きもネックも焼く。
ううううう美味い！
焼き鳥好きな俺にはたまらんぞ。
たれ焼きとつくねも追加。
たれ焼きはビジュアルでやられる。
つくねも同じく。
これ、このまま喰えんかな？
多分焼かなくても喰えんだろ。
後の事は個人の責任だ。
でもやめとこ。
つくねは丸めて置いたら海苔を乗せる。
両面焼いたらわさびで食べる。
こんな美味いつくねが世に有ったのか。
載せてないがお通しのもずくがやたら美味かったのと、不覚にもサラダがもの凄く美味かった。
そして今まで一番美味い鶏肉だが、レモンハイが神的混合で美味過ぎて飲んでしまう。
ここは渋谷飲みでは今後重宝する店だ。
良いとこ教えてもらったわ。
ちなみに最後の客は女お笑い芸人。
まだ食べている。
そりゃ太るわ。
気分が良いので次だ！次！