赤坂 鳥酎

今日はお客さんと飲み。
俺のお客では無い。
バーチーのお客。
元俺の客。
飲みの誘いは全て俺に来る。
俺を呑兵衛だと思っているらしい。
正解だが。
今日は赤坂の名店に連れて行ってくれるんだと。
店は２０時に予約済みだと言うので、１９時半に赤坂に来てみた。
活気が無いな〜〜。
そもそも人が居ない。
バブルを知っている身としては、悲しい限り。
焼肉屋とラーメン屋ばかり。
焼肉屋も明暗分かれていて、隣り合う一つは満席で、その隣は客がいなくて店員がテレビ見ている。
金曜の夜だぞ。
時間も早いが予約してくれた店に来てみた。
表からは分からなかったが、超満員！！
何だこの店！
えらい活気だ！
客の名前言ったけど入れてもらえなかった。
でもその５分後に電話が。
早めに終わったので行こうと。
近所で待ち合わせして鳥酎に。
やはりすごい活気だ！
席に座り酒を注文。
ここの売りは焼酎らしい。
それで鳥酎なのか。
しかも俺が今は飲まない甲類。
芋焼酎だ。
それをまさかの炭酸割りするんだと。
甲類の炭酸割りか〜〜。
俺からするとホットビールみたいなもんだわ。
ありえんよ。
でも客が勧めるので同じものを頼む。
バーチーもＫＫＫ（キンミヤ・キ○ガイ・クラン）の一員なので、甲類の炭酸割りに難色を示している。
まずは芋焼酎の鶴見。
鹿児島の酒らしいが俺は知らない。
出されたものを飲んでみた。
これ結構いける。
いけると言うか美味い。
お通しからして美味かったので、飯にも期待。
最初に出てきたのはハムに島レモンなるものが乗っている。
まず、塩っぱい物に果物を入れるの猛反対派としてはいただけない。
酢豚のパイナップルをこよなく憎む男だ。
喰ってみた。
こりゃ美味いな。
何だこのレモンは？
小笠原の島レモンらしい。
この創作でさらなる期待。
お次に真骨頂である鳥わさが出てきた。
鮮度が命なので５分で喰ってくれと。
はい！合格〜〜。
良いの出すね〜〜。
土手煮も俺の大好きな赤味噌で甘々。
次に串が出てきた。
お客が「これですよ！これ！」と俺に勧める。
焼き鳥の上に白レバーのペーストが。
こりゃぁ〜〜〜〜〜美味い！
焼酎とよく合うな〜〜。
途中で客が１人追加。
その後２人追加。
バーチーは終電で脱落。
俺は歩いてでも帰れるので楽勝楽勝！
ちょうちんが出てきたが、初めて半生を喰った。
これ美味ぇ〜〜〜！
一杯ずつ違う焼酎をのみ、超ご機嫌。
そして記憶が欠落。
金は払ったらしいが、いつの間にか居なくなったらしい。
そんな接待が許されるアパレル業界。
辞められんな。