深川 らーめん弁慶

今日は門前仲町の客に。

最近そばが多い。

完全に胃が高齢化している。

門仲は立ち喰い蕎麦屋が２軒ある。

今日もそばにするか？

でもそばが２日連続だと、脂っこいものが喰いたくなるギリギリの年齢。

ただし極端。

今日はギトギトが喰いたい。

間違いなく弁慶。

時折急激に喰いたくなるラーメン。

多分前回は浅草の弁慶。

そこで脂にやられた。

稀に胃に合わない背脂があるのだ。

今日はその後どれだけ胃が弱っているか背脂と一騎討ちだ！

１階に行くと２階に行けと促される。

２階があるとは知らなかった。

２階に上がり食券を渡す。

らーめんとも思ったが、ここはさらに胃に追い討ちをかけるネギらーめんで。

半円のカウンター席の中心に作り手の親父がいる。

カジノディーラーの様だ。

出来上がれば目の目に出すだけ。

凄い便利な作りだなと思ったら、出来上がると降りて持ってくるシステムだった。

俺のが来た。

見事なビジュアル。

昔は東京でネギラーメンを頼むと、どこもこのビジュアル。

ピリ辛のネギだった。

今やもうこの手は昔からの店だけ。

そもそもネギラーメンが無い。

１０代は鮫洲のラーメン道楽で死ぬほどネギラーメンを喰った。

ネギを作るのに、ボウルに白髪ネギとラー油入れて手揉みしているのを見て、ささくれ有ったら即死だなと思っていた。

ここのは白髪ネギに多少辛いオイル乗っているだけ。　

でもこの方が好きだわ。

さぁ！まずは麺を。

いやぁ〜〜美味い！

やはり昭和からあるラーメン屋の全てが美味い！

玉子麺の中細ちぢれ。

この黄色い麺がどれだけ斬新だったか。

この太さでも太く感じた時代だ。

脂もよく絡み、今日の俺の胃は全然平気だ。

ネギも辛めで美味い。

この位辛いのが好きだ。

胸焼けという事をしたことが無く、どういうのが胸焼けかも分からない。

胃もたれは前回の弁慶でほぼ人生初で味わった。

今日の俺は調子が良い！

胃が若返ったか？

そう思ったが前回見たら脂ギトギトでライスまで喰ったいた。

これが今の年齢妥当か。