元麻布 きりん屋

スーパーイーグルさんと営業に出て終了。

神保町でカレーでも喰おうという事で。

恵比寿で終了して、広尾を抜けて麻布十番を抜ける。

その時「きりん屋にしねぇ？」と。

お〜！大賛成だ！

麻布十番には家が近いので良く来るが、この奥まで中々来ない。

仕事の時は道が狭いので通り過ぎてしまう。

相当久しぶりの来訪。

客は居ない。

表のメニューを見る。

スーパーイーグルさんはチキンドピアザ。

俺は玉子とトマトのカレーで。

入店。

注文を告げる。

頼んでから作るスタイル。

親父さんが今も頑張っているが、奥さんが居るのは初めて見た。

親父さんは寡黙で無愛想。

奥さんはよくしゃべり気遣いが凄い。

典型的な個人商店の夫婦だ。

１０年ぐらい前はよく長期休暇をしていた。

店の前の張り紙に「インドにカレーの修行に行ってきます。」とだけ書いてあった。

探究心が半端ないのだ。

スーパーイーグルさんは昔麻布営業所にいて、よくここで買って事務所に戻って喰ったそうだ。

それが３５年前。

奥さんに聞いたら店は創業３８年。

開店早々に来ていたようだ。

弁当を受け取り色々話してたら、YouTube始めたんで見てくれと。

全然再生回数が伸びないので悩んでいると。

後で見たが、カレーやインド料理のレシピを惜しげもなく出している。

これは俺も一丁やってみようと思った。

弁当をもらったが、いかんせん天気が悪い。

道も空いてるので会社で喰おうと。

13時半に戻ると皆居る。

営業に行かんのか？

申し訳ないがこれからカレー喰うけど匂い良い？と断りを入れる。

そして５３歳と５１歳が、会社の事務所で華麗に加齢がカレーを食べる。

まずはトマトを突いてみた。

ぬぉ〜〜〜！

美味い！

実に美味い！

スパイスが複雑すぎて説明がつかん。

でも素晴らしく美味い。

辛さもそこそこある。

自家製のアチャールも酸味が効いてて美味い。

何度喰ってもテイクアウトのレベルではない。

米がジャポニカ米なのだが、これによく合うように作られている。

インディカ米だとやや合わないかもしれん。

他にあるメニューで、ドライカレーもどんな味か気になってしょうがない。

カレースパイスも販売しているので、遂に家でカレーデビューの日が来たか？

でも誰も喰ってくれんだろうな。