原宿から経堂に。
先週連絡があり今日来てくれと。
もう行く気満々。
経堂は前から行きたかったが、全く用の無い場所。
いつか客が出来るだろうと思っていたが、遂にその日が来た!
客と軽く話して一緒に飯に。
経堂に来たら必ず喰うと決めていた飯がある。
しかも、もう思い焦がれて15年以上。
俺が東京で喰えるところを探しまくったおしぼりうどん。
もう現存するのは経堂の花坊しか無いのだ。
18ぐらいの時に、近所の高輪におしぼりうどん専門店が出来た。
大根おろしに味噌を溶いて、コシのあるうどんをそのおろしと喰うと言う物だ。
もう美味くて美味くて相当通った。
ただ、飯が特殊過ぎて万人には受け入れられずいつの間にか無くなっていた。
あの味が忘れられずにもう35年近く。
そんな好きなら長野に喰いに行きゃいいじゃないかって話だけど。
店に到着。
1人店外待ち。
そこに並ぶ。
表にメニューが開いている。
有った有った!
おしぼりうどん!!
俺これで!
客も俺に乗っかってくれた。
表で注文を聞きに来たのでおしぼりどんを2人前注文。
この寒空に冷やしを喰っている人は居ない。
しばらくして入店。
席につき蕎麦茶を飲み温まる。
これから冷えたの喰うので。
10分ほどで出て来た!
遂に30数年ぶりのご対面!!
桂小金治なら今頃大号泣だわ。
これが本当のおしぼりうどんか〜〜。
大根おろしというか、おろしを絞った汁だ。
まさにおしぼり。
そう言う事か?
うどんは見るからに美味そう。
そばつゆもありこれでも割れるのか。
まずはそのままうどんをおしぼりに。
辛ぁ〜〜い!これだよこれ!
この辛さだよ!
そしてこのうどんは何だ!!
人生で一番美味いぞ!
コシが半端ない!
実に美味いバランスだ。
味噌を溶いてうどんを喰う。
こりゃ美味い事この上なし!
今度はそばつゆを少し入れてみる。
ありゃ〜〜。
最高のうどんだよ。
客も初めての味だがこりゃ相当美味いと。
俺はおしぼりの汁まで完飲。
胃が辛い。
でもスッキリ。
何だこの爽快感は!
お客が奢ってくれた。
ここはチャッカリ。
何だこの幸福感は!
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