電車営業日和だ!
もうここ10年は夏場もジャケットを羽織る。
勿論夏用の麻ジャケットだ。
ジャケット羽織っていないと気持ち悪い。
フルチンで歩いてるぐらいの感じだ。
でもやはり暑い時もある。
8月1日からジャケットを脱ぎシャツで仕事をするが、9月1日にはもう羽織っている。
盆休みもあるので、シャツだけでいる期間はしょうみ2週間。
元々大汗かきで何しても汗をかく体質。
でもサラリーマンになってジャケット羽織るとピタリと止まる。
職業病だな。
神宮前で終わったので何か喰って帰ろうと思ったがが、客から電話が。
明日持ってきて欲しい物がると。
急遽末広町の下請けに取りに行くことになった。
こういう時に電車営業は不便だな。
末広町到着。
神田明神裏まで歩く。
ここに下請けがある。
サンプルを受け取り会社に戻る。
車だったら5分で戻れる。
末広町だと浅草橋には大回り。
JR秋葉原まで歩こう。
その間に飯でも。
電気街の裏道に入る。
メイドが5m間隔で呼び込みしている。
こりゃ相当この業界不況だな。
それか供給過多だな。
そもそも客引き行為じゃないんか?
その先にサンボの幟を確認。
やっていた。
客は3名。
俺は牛皿味噌汁玉子のセットで。
ここの牛皿はしらたきが付く。
このしらたきが細くて美味しいのよ。
豆腐も染みまくっている。
飯到着。
玉子を溶いて、これにすき焼き風に肉を潜らせいただく。
あまりにも美しいので米に乗せてみた。
玉子の艶感がいいな。
米と共にいただく。
あ〜〜美味い。
ここの牛丼は他には無い味わいだ。
俺も学生時代は相当吉野家の牛丼を喰った。
高校時代は新宿の歌舞伎町から駅側に渡った所に松屋があった。
俺の知る限り渋谷とここにしかなかった松屋によく行った。
横一列のカウンターの店で味噌汁はサービスで付くのだが、お椀の底が金たわしで洗ったのか、ガサガサで漆が剥がれている超絶汚い物だった。
牛丼はどこぞかの店で週に3杯は喰っていた。
夜に腹が減ると今でも有る田町駅芝浦店に原チャリで行っていた。
金が無いので大盛りとご飯だけを頼む。
ご飯単品では頼めないのだ。
このご飯に大量の紅生姜をかけて、熱々のお茶をかける。
これで紅生姜茶漬けの出来上がり。
これ喰った後にゆっくり牛丼を喰っていた。
昼飯に3杯喰ったこともあった。
1杯目は美味い。
2杯目は2口目までは美味い。
3杯目はマズいというのがよく分かった。
それ以来やっていない。
もう吉野家も松屋も相当行ってない。
吉野家に関しては20年は行ってない。
ここサンボばかり。
もうこの味が俺のデフォルトになりつつある。
絶滅危惧種の個人経営の牛丼専門店。
頑張って欲しいわ〜〜。
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