






今朝、久し振りにテレビを見た。
俺が好きなのは町をブラブラ歩いている芸能人ものが好きなのだ。
でも1週間で2時間位しか見ないテレビ。
本当に見なくなった。
たまたまつけたのが、柳原加奈子が川越を散策しているテレビ。
そしたらやたら美味そうなうなぎを喰っていた。
俺も辛抱たまらんかったが、かみさんが爆発。
「うなぎ食べたい!」と。
よっしゃ〜!
この作戦が有ったか!
毎週朝に洗脳するしか無いな。
かみさんと相談して、どこのうなぎ屋に行くか模索。
近所の御成門のうなぎ本丸に行こうとしたが日曜休業。
野田岩の味も知っている。
尾花も大和田もだ。
大手町近辺で探すと伊勢定なる店が有った。
大丸の12階だ。
家から三田線で6個目の駅という好立地。
喰い終わったら東京駅のキャラクターストリートに行って、東京ドームシティーで遊ぶと言う事だ。
今日は息子がかみさん家に泊まりに行って居ないので、俺と女3人。
俺の主導権はほぼ無い。
大手町で降りて、東京駅の大丸まで地下道をひたすら歩く。
それにしても便利な地下道だ。
皇居周辺から全く地上に出なくて八重洲の先まで行ける。
多少の段差は有るが真夏と雪が降ったら便利だな。
迷いながら大丸の地下に到着。
地下の食料品街は観光客でごった返している。
そう言えば鞄ブランドの新丸ビルと大丸に店が有るお客さんが、盆中の売り上げが半端無かったらしい。
東京駅侮れんな。
大丸の地下から一気に12階に。
急に人が居なくなる。
高級店ばかりだ。
そんな端の方に伊勢定は有った。
大丸店とは言え落ち着いている。
こちとら大人2名と3歳と1歳。
どうせ地方から来た御上りさんだと思われているだろう。
見ておれ!しこたま喰ってやるわ!かみさんの金で・・・・。
さ〜て!
うなぎ屋に来たら先ずは肝焼き!
そして、う巻きとうざくに決まってる!
うな重は初めてなので間を取って梅を。
松・竹・梅・桜・菊と5段階も有る。
気持ちで菊に行けないのが貧乏臭い。
うな重と来れば赤だしも追加で。
いやぁ〜たまらんぞ!
どんなうなぎが来るのやら。
でもデパートなので全く煙りどころか臭いすらない。
さすがデパート。
排煙設備がしっかりしている。
1階に化粧品売り場が有るのは、臭いの排出の関係だと以前伊勢丹の人が言っていた。
中々出て来ないだろうと思ったら、3分程で肝焼きがビールとともに出てきた。
ひょえ〜!美味ぇ〜〜!
うなぎ胆最高峰だ。
この苦みが何とも言えない。
続いてうざくも出てきた。
うなぎを酢で頂くとは、どこのどいつかは知らんが表彰もんだ。
うなぎをサッパリ喰うって全く逆の発想だがこれがつまみなら幾らでも酒飲める。
悪酔いもしそうにない。
そして定番のう巻き。
これ食べて不味いと思う奴は居ないだろう。
子供用に頼んだのだが、子供が喰うには四半世紀早い!
俺が頂く!
そして最後に出てきたうな重。
もう言う事有りませんわ。
蒸されて焼かれてほくほくのうなぎの身が米の上に。
重箱と言うだけで更に食欲が増す。
しかもうなぎのタレがテーブルに有り掛け放題。
勿論秒殺で終了。
人生で2番目に美味いうなぎだった。
最後は勿論娘の残したうなぎを。
タレを沢山掛けて。
川魚で、うなぎ以外美味いと思った事が無い。
丑の日に「う」の付く物を喰うと考えた平賀源内。
もう240年近く続くこの風習。
元祖コピーライター。
こういう奴はもう現れないのかな〜。
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