歌舞伎町 上海小吃

本日飲み会！
某帽子ブランドデザイナ−１名、海外事業部２名、それにボブ。
勿論デザイナーはズッキンさん。
ズッキンさんと言う事は上海小吃。
ここはほぼ暗黙の了解だ。
予約は毎回の如く前日。
多分１時間前でも取れる。
究極は予約しなくても予約が取れる。
電話すると名前と時間と何名かだけ聞く。
こちらの電話は聞き返さない。
そして当日行くと名前すら聞かれない。
無茶苦茶な店だ。
今日は新宿アルタ前で待ち合わせ。
田舎もんみたいに。
俺とボブは到着したが３人が見当たらない。
海外事業部の男性が背が高いので、今回は目印に探そう。
全然見当たんないのでズッキンさんに電話。
出ない！
あれ？皆遅れてんのかな？
でもご安心を。
遅れようが何も言われない店。
それが上海小吃。
アルタ前で無事合流！
これで５人揃った！
いざ歌舞伎町中心地へ！
区役所通は相変わらず素晴らしい！
水商売とそれ目当ての客とヤクザ。
三つ巴だぜ！
今日の風林会館はヤクザの会合も無いらしく、壁になる男性が立って居ない。
そしてその横の路地を入ると上海小吃。
俺とズッキンさんとボブは常連。
２人は「この路地で飯喰うの！？」的な感じだ。
店員が居たので声を掛ける。
「５人！予約してあるよ。」
「コッチキテ。」
相変わらず名前すら聞きゃしない。
今回の席も前回と同じ。
先ずは瓶ビールで乾杯！
そしていつもの店員主導のメニューのフルコース。
もうそれで良いよ。
揚げパンだけ頂戴ね。
これで準備完了！
先ずは本日の飲み会に乾杯〜〜！
今回もうら若き乙女を連れて来た。
まんざらでも無いみたいだ。
海外事業部の２人は大学時代の留学と、女性の方はボストン生まれのミュンヘン育ち。
おいおい！
格好良過ぎるだろ。
おじさんなんか「東京生まれ♪ヒップホップ育ち♪悪そうな奴は大体痛風♪」だぜ〜。
世の中グローバル化だな〜。
ここで豆腐の細切り登場。
この固い中国豆腐を細切りにして、塩味とパクチーで味付けだ。
これがまた美味いのよ。
そして上海蒸し鶏。
これも中国で喰うのとほぼ同じ味。
これ喰ったらまた中国に行きたく・・・ならねぇな〜。
どんなに文化が発展して観光地が出来ても、行く国じゃないよあそこは。
でも中華料理は好きなんだよな〜。
米茜が来た。
みしと読む。
炒めると赤い色が出るのだが、これもなんだがシソの様な味。
何か知らんが結構美味い。
蛤の甘辛炒めが到着。
これがメインみたいなもんだ。
貝じゃないよ。
タレがだよ。
貝は皆で喰い尽くす。
残ったタレに揚げパンを付けて喰う。
今日も美味い！
このパンコンビニに置いてくれたら、コンビニ通いするのにな〜。
さぁ〜！盛り上がってきたぜ！
ここらで白酒投入だ！
白酒と書いてバイチュー。
この酒もすこぶる美味い。
これを知ってから中国出張時はこれしか飲まない。
中国のは度数が５０度と８０度。
どちらもスッキリ美味いのだ。
白酒は無色透明。
でも匂いがヨーグルトチック。
飲んだ瞬間に十二指腸を伝わって胃に行くのが良く分かる。
俺とズッキンさんは飲んだ事有るが、後の皆は無い。
ボブに飲ませる。
何だか美味そうに飲んでいる。
白酒に合うのは腸詰め唐揚げだ！
あと空芯菜も！
揚げ餃子も持ってきて！
こんな感じで一気に頼むと、店主の玲子さんが怒り出す。
「ソンナイッパイオボエラレナイヨ！」
これを毎回聞くのが風物詩だ。
中国の腸詰めは美味いね。
ちゃんと吊るして炙るから、甘みが半端無い。
空芯菜のシャキシャキ感と塩味も最高。
揚げ餃子も最高だ！
餃子の上に小皿が乗っている！
もうワビサビも情緒も風情も有ったもんじゃない。
でも味は一級品。
色々話したらパクチー好きが多数いる事が分かる。
パクチーのみを注文。
そしたら神がかったタレが出てきた。
何だこの醤油の様な魚醤の様な油まみれのタレは！
こんな美味い物に付けたら何だって美味く何だろ。
生のセロリも食えそうだ。
この辺りで白酒をもう１本追加。
店員が「２本飲むのか？」と言う感じで驚いている。
だって美味いんだもんな〜。
スペアリブの甘酢煮と水餃子も到着。
全て美味い。
美味過ぎる。
まだまだ全然喰える。
でも飯はエンターテイメント。
次ぎに行かねばならぬ。
上海小吃はこの辺にしといて2軒目行こう！2軒目！