お客であり下請け。
仕事頼んだり頼まれたり。
俺の3つ下だが勤続27年。
遂に転職するという。
毎朝4時半に起きて、5時過ぎの電車に乗って会社に行くんだと。
しかも帰りは11時過ぎ。
それをもう27年続けている。
炭鉱で強制労働させられる方がまだマシだろ。
遂に辞めると言うので後押しした。
仕事を頼みに来たので、たまには飯でもゆっくり喰おうぜと誘い出す。
ほぼ毎日立ち喰いそばを喰ってんだと。
俺と似てるな。
遺伝子は一部同じだわ。
竜泉にものを置きに行かなきゃいけないので、そのついでに角萬で飯。
角萬は知らないらしい。
二郎風そば屋だと言う事は伝えておいた。
店に着くとまさかの6人待ち。
角萬で並んでるの見たの初めてだわ。
従兄弟には冷や肉にすると伝えてある。
大盛りにするか聞いたら、もう喰えないと。
そもそも初めて喰わせるの人に大盛り勧めるのは野暮だった。
遂に入店。
店員が来たので冷や肉を注文。
今日はなぜかオペレーションが遅い。
いつもは頼むと直ぐ出てくる。
下手すると頼む前に出てくることもある。(嘘)
食事中の各テーブルにやかんが配置される。
従兄弟が「あれ何?」と言うので「蕎麦湯だよ。蕎麦つゆ塩っぱいのであれで薄めて最後飲むのよ。」
なるほど〜〜と納得していた。
10分ほどで冷や肉提供。
あ〜久々。
従兄弟に啜らせてみる。
「これ美味しいね〜〜。」と。
この肉の美味さ。
そばのゴワゴワさ。
蕎麦つゆはやや塩っぱめ。
これが揃うと確変する。
実に美味い。
先に入っているネギと、後乗せのネギ。
こちらも先に入っている奴のムギュッとした食感を味わいつつ、後乗せせシャキシャキネギを頂く。
角萬のそばだけ完全にガラパゴス化したのも何で何だろう?
そば完食で少しだけ汁を飲む。
やっぱり塩っぱいな。
ちょうど蕎麦湯が来た。
従兄弟を見たら蕎麦つゆ完飲。
原液を完飲している。
蕎麦湯の存在を忘れちまったんだと。
3年前の俺を見ているようだ。
3年後心臓イカレるぞ。
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