歌舞伎町 カミヤ

今夜も柔術。
もう筋肉痛にはならなくなった。
体の慣れって凄いよな〜。
今日もレギュラークラスでスパーしまくろう。
そう考えながら新宿道場に。
道場に着くといつもと様子が違う。
あっ！５の着く日だ！
池袋道場が休館日で死ぬ程強い人達がわんさか居る。
今日はやられない事を念頭に頑張るしか無い。
柔術の良い所は同レベルで同体重の相手には全力でぶつかる。
レベルが上で体重重い人には守りに徹する。
白帯の人には力を使わずに防御と攻撃をする。
こんなテーマに沿った練習が出来る。
今日はケンタローさんも居た。
１度スパーしたが、茶帯のケンタローさんはびくとも動かない。
あの安定感は凄いな〜。
そして練習終了。
特に今日は何も決めてない。
掃除が終わるとケンタローさんが近づいて来る。
「今日はカミヤ行こうと思ってるんですよ。」
決して「行きましょうよ！」とは言わない。
でもここは暗黙の了解。
もう行くと決まっている。
今夜もＯ型さんも参戦。
ケンタローさんとは初めてだろう。
ケンタローさんは気を利かせてカミヤに予約の電話。
「これから３人で行くから！」
電話を切る。
電話番号も名前も名乗らない。
ケンタローさんも「多分分かってないですよ。」
カミヤはこれで良いのだ。
歌舞伎町の風俗街を、柔術後の少し濡れた髪で歩く怪しい親父３人。
でもポン引きに全く声を掛けられない。
何事も無くカミヤ到着。
げっ！！意外に混んでいる！
どうした！カミヤ！
何が有った！カミヤ！
超狭い４人席に座る。
世の中で言う２人掛けに無理矢理椅子が４脚有る。
３人で座るが狭い！
俺等の後ろには確実にヒンズーかイスラムの人３人が。
酒飲んで四つ足喰ってるぞ！
戒律違反じゃないのか？
俺等もいつも通り何も注文しない。
店長が「飲み物は生３つね！半々で良いよね？刺しも食べるでしょ？」
こちら側は何も答えない。
勝手に出て来る。
ちなみに半々とは塩とタレを半分ずつ。
先ずはお新香とガツ刺しが到着。
ここでケンタローさんが味の素を大量に掛ける。
俺も大好物。
瓶は味の素だが、中身はハイミーと推測。
あまり掛けると舌が痺れるので程々で。
でも数有るカミヤの中でも歌舞伎町の店が一番美味いな〜。
何を食べても美味い。
そして安い。
ケンタローさんが「カミヤの悪口言ったら許さない。」と言っていたんで、ベタ褒めしておこう。
でも本当に美味いよ。