午前中が短過ぎる。
半端無く集中して仕事するので、ほんの30分位にしか感じない。
でも腹は正直だ。
11時半位になると必ず鳴り出す。
昨日は寝る10分前にサッポロ一番醤油と塩を一袋ずつ喰った。
目が覚めたらまだ未消化だったが、朝飯喰ったら全部下に落ちた。
昼になり腹ぺこ。
行きそうな奴は甘えん坊将軍しか居ない。
何を喰いたいか聞くと「カツカレー」だ。
最近奴はカツカレーに取り付かれているな。
先日の村井でもカツカレー喰ってたな。
浅草橋にはあまり良い店が無いので、これから部材を取りに行く浅草に期待を込めて。
ネットで調べてたら河金丼なるカツカレーを出す店が有った。
今から行く所の近く。
行ってみる事に。
国際通りを北上して辿り着いたのは吉原の入り口。
この道の向こうは極楽だぜ。
今も何百人と言うプーソー嬢がお客を待っている。
この店探している時も、1ラウンド終えた客がタクシーで送迎される所を素朴なプーソー嬢に見送られてた。
コンビニに前にはガーターベルト履いた奴居るし。
昔より荒びれたがまだまだ良い街だ。
そんな道路向かいの路地に河金が有った。
この道路は昔の堀の跡だ。
遊女が逃げ出せない様に掘っていた物だ。
その向かい側には飯屋がいっぱい有る。
こんな裏路地に。
そして河金発見!
こんな所にか。
店に入ると先客2名。
後は俺等しか居ない。
今日は狙ってきた河金丼を注文するしか無い。
店員(息子と思われる)が水を持ってきた所でこれお願いします!と河金丼を指差す。
「河金丼(かわきんどん)ですね?ロースとヒレが有りますが?」と。
かわきんどんで良かったんだ。
勿論注文はロースだ。
車降りて感じたのだが、この周辺とこの店は日曜の昼みたいな感じだ。
時間の流れが遅い。
浅草の食堂系に来ると必ず有る、下請けなんかをリスペクトした看板が。
これはどういう物なんだろうか?
お祭りの提灯と同じで下請けが5000円位金出すのかな?
そして浅草名物の、今まで家族の様に愛して飼っていたけど、お亡くなりになってしまったペツト達の写真多数。
ランチの下にこの写真置かれると、この肉かと勘違いする。
そして出てきた〜!
河金丼!
まさかのカレーが御重に!
御重なのに紙ナフキンに包まれたスプーン。
良い所取りだ。
紙ナフキンを解いてカレーのルーを少し。
美味い!
あ〜久々だよ!パンチの有るカレー。
とんかつ屋が作るにしてはかなり上級のカレーだ。
カレー屋でも通用する。
そしてカツも。
柔いな〜。
スプーンで簡単に切れる。
サクサクの衣に柔らかい肉。
俺ここのカツカレー相当好きですわ。
甘えん坊将軍も美味いと言っているし。
完食後まどろんでいると一本の電話が。
二代目が出る。
「はい!河金です!はいっ!カツサンドですね!ルーブルのレイナ様ですね。はい!ありがとうございます!」
ルーブル・・・・・レイナ・・・・まさか!
後で調べたら実在する店とプーソー嬢だった。
プーソーに出前か〜。
19時から終電まで俺雇ってもらえませんかね?
勿論金なんか要りません。
まかないのみで結構ですんで!
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