常盤 芭蕉そば

門前仲町に営業に。
帰りはいつも決まったルートで会社に帰る。
萬年橋通りという道だ。
何だかこの道は昔から走りやすい。
運転手時代に新木場で働いてた時も、ここをよく使った。
この通りには昔数件立ち喰いそばがあった。
でも今残るのはこの芭蕉そばのみ。
ここの春菊の天ぷらは奇跡的な美味さ。
今日も春菊を求めて入店。
春菊天蕎麦とおにぎりを注文。
「おにぎりは梅しかないの。」と申し訳なさそうに。
梅が大好物なのでそれで！
シーチキンマヨとかのおにぎりのどこが美味いのか分からない世代だ。
やはり握り飯は梅とおかかと昆布。
これに限る！
春菊天そばがきた。
そうこれこれ！
この天ぷらっぽくない春菊天。
喰うと天ぷらっぽくないのよ〜〜。
このほぼ素揚げの春菊がすこぶる美味い。
海藻でも喰っているかのような味わい。
苦味は全く無い。
いやぁ〜マジで美味い。
梅握りを喰いながら汁をすする。
米とそばつゆ合うわ〜。
奥の方で常連との話が聞こえる。
いよいよ立退くと。
マジか！
何だか近日らしいことを言っている。
この店のことか？
この春菊天は後世に伝えなきゃいけないもんだぜ？
これが事実だとすると非常に辛い。
来るしかない。
足繁く来るしかない。
次回春菊天ダブル。いやトリプルで。
そのくらい美味い。
無くなったらショックだな〜。
俺の聞き違いかも知れんが。