あっちに行ったりこっちに行ったり。
忙しければ昼でもお構いなし。
浅草で仕事を終えた俺は一路浅草橋に。
でも帰っても喰いたい物無し。
昨日の酒は残っていないが、ガッツリ喰いたい気分。
麺ではない。
米を。
帰り道は左衛門橋通り。
ここの飯屋はほぼ皆無。
おかず横町近辺迄来たら思い出した。
幸楽を。
フランスより先にオープンカフェを遂行していた店。
こんな季節は外で食べるのが最高だ。
目の前に路駐。
表の一等席は満席。
店内に。
13時過ぎでも相変わらず人気が有る。
駅も近所に無いし、地の利は最悪。
でも飯が美味いから客は来る。
若者は居ない。
中高年ばかりだ。
この層に好かれている店はハズレが無い。
俺の隣りの親父が美味そうな炒め物を食っている。
でも短冊にない。
野菜炒め好きにはやたら美味そうに見える。
注文聞きに来た店員に「このおじさんと同じ物下さい。」と。
野菜炒めだったらしい。
相変わらずの汚い店だ。
店は清潔なのだが、内装が汚い。
こんな店は良い物を出す。
ふと前を見るとキープのボトルが。
ここで何喰って酒飲むんだよ。
どんな奴がキープしてんのかな?
え〜と、アズマ。
近所の糸屋か。
それと泉ピン子と角野卓造。
え〜っ!
確かに店名は幸楽だが全く作りが違う。
テレビの取材で来たのかな?
まぁ平成の世の中々無い佇まいだ。
俺の野菜炒めが到着。
うわ〜マジで野菜だけ。
普通野菜炒めは、気持ちばかりの肉が入っているんだけどな〜。
看板に偽り無しと言う事で。
食べてみたら浅草橋1番だ。
油と塩胡椒でサッと炒められたもやし。
このシャキシャキ感が家出は出せんのよ。
かなりしっかりとした味付け。
米が進む。
最近では一番美味い野菜炒めだ。
しかもここのスープは美味い。
と言う事はラーメンが美味いんだろうな〜。
次こそは喰ってやろう。
ここの良い所は親父の愛想の良さだ。
常にニコニコ大きな声で注文を繰り返しつつ、客の気配りをしている。
25年前に始めてアメリカのサンフランシスコに行って、仕事を楽しくしている人を見た。
仕事って金を稼ぐ為の物だと思っていた俺に、衝撃をもらった。
稼ぐ方も楽しめば良いんだと。
明日から俺もこれで行こう。
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