月曜日は基本体から油が抜けている。
土日にラーメンを喰う事は先ず無いので。
ラーメン気分だな。
スーパーイーグルさんから十八番の指令が出た。
まぁ優しいラーメンだが良いか。
丁度涼しくなり始めて椎茸そばを喰いたかった所だ。
店まで歩いていく。
暖簾も何もないので、遠くから見るとやっているかが確認できん。
どうもおかもちが出ているとやっているという合図っぽいのかもしれん。
今日も出ている。
そしてやっていた。
パーキングみたいに「空」とか「満」をLEDで光らしておいて欲しい。
満席だが店を出る人が居たのでちょうど入れ替わりで入り口の席に。
親父さんの落ち着くタイミングで注文を聞くのを待つ。
忙しい時は鍋の振り方でわかる。
とてつもなく高速で鍋を振りまくっている。
後姿を見ているとギター速弾きのヴァン・ヘイレンにも見える。
そんな親父が振り向き「何にしますか?」
今日は落ち着いている。
では椎茸そばを二つで。
急にニヤける。
「通だね〜。ネットか何か見てきたの?」
毎回振り出しに戻る。
いつも喰ってんじゃん。
俺らの顔も忘れている。
相貌失認か?
前向性健忘症か?
いや。
俺らに興味が無いだけだろう。
毎回このやりとりがある。
今日はそれに半チャーハンもお願い。
返事をするがこれには興味が無いようだ。
十八番は都内各地にあるが、親戚一同でやっているそうだ。
ニラそばと椎茸そばは相伝しているんだと。
親父の高速鍋振りで椎茸そばと半チャーハンが出来上がり。
熱すぎて夏は喰えないこのラーメン。
今日は堪能。
この早さで作っている割には椎茸のエキスが出ている。
あ〜何と美味い椎茸。
噛むと旨みが溢れ出る。
歯ごたえも良い。
精進料理で肉の代わりに使われるだけはある肉肉しさ。
麺を啜りチャーハンを頬張る。
ここのチャーハンは具に味がついていてその味で米を喰う薄味タイプ。
これも椎茸そばの汁でいただく。
やはり十八番は美味い。
町中華として最高だ。
お会計をするがここは間違う事はない。
明日もう一度来て椎茸そば頼んでみようかな?
いや、忘れた頃にまた来よう。
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