NO RICE NO LIFE

フランス料理、パスタ、スイーツ、一切無し!
女性リピーター率ゼロの飯ブログです。

2019年7月16日火曜日

常盤 魚三酒場

昼の飯が軽すぎた。
バーチーと営業に出て、16時で腹ペコ。
少食になったのではない様だ。
でも魚はしみじみ美味いな〜と話す。
魚で飲むなら魚三だよな!と言ったら知らないと。
マジか!
お前ほどの魚好きを魚三に連れていなかったとは!
よっしゃ!
思い立ったら吉日。
今夜早く仕事終わらせて行こうぜ!
会社に戻ると台湾の社長が来ている。
今日来るって言ってた?
アポなしで来たと。
海外からアポなしで来るって半端ない猛者だわ。
今夜用事があるのか聞いたら、明日の朝に新幹線で浜松に行くだけで暇なんだと。
何しに来たんだよ。
魚好きか聞いたら大好物だと。
じゃあ一緒に行くしかないな。
今夜のパトロン決定!
18時半に仕事を切り上げ、浅草橋からタクシーで1000円。
森下の高橋商店街に到着!
店が目の前に。
お〜〜!待っている人がいないぞ!
所々席が空いている。
店の姉さんに3人をつげる。
「ねぇ。あんたたち。あっち移ってくれる?」とカップルが強制移送。
これを従わない奴は居ない。
何せ姉さんの機嫌で飯が出てこない。
飯どころか注文を取りに来ない。
カップルにお礼を告げ着席。
飲み物はビール。
一人一本。
そして頼む事も無くマグロが出てくる。
「これ食べなよ。」
はい。としか言えない。
ビールで乾杯!
何にだかよく分からんが、ようこそ日本へ!
こうして魚三昧がスタート。
バーチーも台湾の社長も目を輝かせている。
マジで何でもある。
刺身、煮魚、焼き魚、てんぷら、フライ。
魚を何とでも調理してくれる。
ただ無いものもあるし、出て来ないものもある。
これは運任せだ。
最初のまぐろからして半端なく美味い。
即完食。
そして店員を呼ぶ。
「すみませ〜ん!」は駄目。
「おばちゃん!」はご法度。
「お姉さん!」だ。
ただ「お姉さん!」と言うと全員が振り向く。
客で来ているおばちゃんも。
その代わりすぐ来てくれる。
ショーケースを指差し「何か貝類あったら頂戴。」
これが一番早い。
赤貝とホタテが到着〜。
マジ超美味ぇ〜〜!
そして久々に飲むビールが甘い。
ビールってこんなに甘くて美味いものなのか。
瓶ビールはやはり美味いね。
バーチーに追加の料理を任せる。
さすが気仙沼生まれの気仙沼育ち。
ハゼの天ぷらを注文。
イワシの刺身も注文。
お前出来るな。
ハゼ天は超巨大。
こりゃ落ちハゼか?
サクサクの天ぷらを天つゆで頂く。
あ〜〜懐かしい!
子供の頃品川埠頭で釣って家で揚げてた以来だわ〜。
イワシの刺身はこりゃやばい。
良質な魚の脂の塊だ。
口の中で溶ける。
台湾の社長がマグロカツを喰いたいと言うので注文。
人生でほぼ喰ったことがないな。
マグロは生で喰うと言う固定観念が強い。
でもさすがの魚三。
このマグロカツ秀逸だわ〜〜。
ソースで喰っても旨旨だよ。
もう我慢できん!
お酒ちょうだい!!
コップが出され常温で並々と。
日本酒来たので味の濃いものを。
イワシの煮付け頂戴な!
出てくるまで20分ほどかかり、真っ黒なイワシが。
身は箸で掴むと崩れていく。
煮付けというか甘露煮ぐらい味が濃い!
こりゃ酒がすすむな〜。
19時半過ぎになると魚を売りに来る。
お盆に乗る小皿に色々な魚が。
仕入れたんだから誰か喰えよ!と言う事だ。
ただこの売り方がやたら射幸心をそそられる。
甘エビと鯛を頂く。
甘エビにしてはでかい。
頭を掴み味噌ごと抜きそのままいただく。
醤油も要らんな。
ここで酒をチビリ。
最後は鯛でさっぱりと仕上げる。
あ〜〜魚は最高だ〜〜!
そして最後の仕上げを。
おつゆをもらう。
俺はおつゆで良いが、台湾の社長には是非スペシャルを飲んでもらいたい。
なので勝手に注文。
スペシャルはメニューにない。
裏メニューなのだ。
台湾の社長にどんなものか聞かれたので、魚で取った出汁に蟹が溺死していると伝えといた。
社長に巨大おつゆ到着〜。
飲ませてみた。
感動的な美味さだそうだ。
この魚出汁文化は中国や台湾には中々無いだろう。
俺もおつゆを。
素晴らしい!
水分と言うカテゴリーでは最高峰。
人生の点滴だ。
生き返るわ〜〜。
死んでたわけじゃ無いけどね。
こうして急遽の台湾の社長に生魚を喰わせる会は無事終了。
ビール6本、日本酒16杯。
飯は見ての通り。
お会計は3人で8300円。
飯は美味いし、会計がいかれている。
こんな魚三に通い続けて32年。
ただいま50歳。
計算合わないけどご愛嬌で。

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