昼に飯を喰いたくない俺。
混んでるのが嫌い。
多分商談も30分ぐらいで終わるだろうと予測。
13時半に喰いに行けば良いや。
13時まであと5分。
15分遅れますと連絡。
いつも俺の勘はハズレる。
そして商談に入り終わったら14時過ぎだった。
ひさごに久々に。
あれっ!
終わってる!
親父さんもだいぶ歳取って足腰弱って来たからかな?
もう文殊しか無いじゃん。
この時間の文殊はガラガラだから…満席!
ひさご早仕舞い特需か?
一席空いたので座る。
何だか店主が忙しそう。
注文聞かれるれるまで待ってよう。
俺の後にも来た客は直ぐ注文。
でもいなされる。
今日はどうした?
客が引きやっと注文を聞きに来た。
ざる定食の天丼を注文。
720円を即払い。
「痛い痛い痛い…」
蚊の鳴く様な声で呟いている。
足が痛い様だ。
痛風っぽいな。
恐ろしい。
いつも上機嫌の店主が苦悶の表情だ。
でも俺の飯はサッと作ってくれた。
「ザル定食お待たせしました!」
客には満面の笑みだ。
商売人だな。
久しぶりのざる。
ここのそばは生蕎麦なのでコシが素晴らしい。
蕎麦つゆにそばをつけていただきます!
美味い!
やはり素晴らしい。
細めの蕎麦をズルズルと。
喉越し最高。
揚げ置きのかき揚げは一度チンしてふっくらさせる。
米に甘だれが染みている。
今日は暖かいそばではないので汁が無い。
でもこの暑さだとやはりざるだな。
浅草橋は美味い蕎麦屋がいっぱい有るのが自慢だ。
チェーン店が参入出来ない。
でも最近の蕎麦屋の高齢化が止まらない。
そばとは逆で店員のコシが無く茹で上がっている。
誰か引き継いであげてよ。
立ち喰い蕎麦屋が無くなるのは死活問題なのよ。
浅草橋の塩っぱい文化を後世に残そう!


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