NO RICE NO LIFE

フランス料理、パスタ、スイーツ、一切無し!
女性リピーター率ゼロの飯ブログです。
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2013年7月18日木曜日

ホーチミン市 LOTTE LEGEND HOTEL SAIGON

さ〜て!最終日!
2日しか居ないじゃないかって?
そうそう!
今回は1泊3日の弾丸ツアー。
今晩と言うか明日の朝方5時の飛行機で帰る。
翌日帰ろうとしたが翌日も翌々日も飛行機が満席だった。
滞在時間は41時間。
寝るだけのホテル何かどうでも良いのだが、今回は現地の人が1泊6000円のFIRST HOTELと言う所を取ってくれた。
中国出張時はいつも1泊2000円のビジネスホテル。
日本で言う所の山谷の簡易宿泊所なみだ。
俺は全然気にしない。
むしろ何か楽しい事でも有るんじゃないかと思ってしまう。
そして朝は近所の市場か露店で14円の飯を喰うのが鉄則だった。
強靭な胃袋と腸を持つ俺は、世界のどんな料理でも受け付ける。
言葉は全く通じないが、身振り手振りと情熱だけで美味い物を喰って来た。
明日の朝は居ない。
今日もローカルフードを!
でも困った事にホテルのビュッフェ!
お客さんが中国で色々喰って来たらしくもう日本食が喰いたいと。
ビュッフェなんか世界どこに行っても同じ料理だ。
まぁでもここはベトナム。
何か有るだろう。
何だかベトナムセレブが多いな。
店名はロッテだが数年前は風月堂の持ち物だったらしい。
こんな所も韓国企業に乗っ取られたか。
先ずは必ず有るサラダバー。
こんな物には見向きもしない。
存在の意味さえ分からない。
スルーして寿司コーナーに。
どう見ても握れんだろう。と言うベトナム人。
やめておこう。
生牡蠣発見!!
大丈夫なのか?ベトナムは?
産地なのかな?
当たったら当たっただ。
取り敢えず3個。
生ハムもたっぷり。
更にロブスターも。
日本より良い物喰ってるよ。
しかもワインが飲み放題。
結局は酔えば何でも良いんです。
あ〜美味かった。
でも俺にはホテルのビュッフェは合わん。
明日帰ったら立ち食いそば喰いたいな〜。
でも夜は会社の決起集会と言う名の飲み会。
そして確実に仕事が溜まっているので土曜出勤。
せめて来週にしてくんないかな。
幾らタフでも疲れますわ。

ホーチミン市 MEKONG REST STOP

さぁ!2日目だ!
日本時間で9時半起き。
朝はホテルのビュッフェで軽い朝食。
昨日のラーメンと固めの米のチャーハンがさすがに残っていた。
でもちゃんとフォーまで喰ったよ。
日本に居る時の胃袋の内容量は25%。
昼に期待を込めて半空腹状態に。
10時にロビーに集合。
ベトナムの時間は8時。
まだ街が眠っている。
中国とちょっと違うな。
今日は市内の工場から地方の工場への移動が有る。
2時間以上移動するらしい。
海外に行くとこれが嫌いだ。
大体2時間移動と言っても100キロも離れていない。
市内の交通渋滞が酷くてそこで30分以上時間をとられるだけだ。
走るのは実際100キロも無いと思う。
しかもベトナムもルール無用の交通状態。
バイクと車の信号が違うのか、バイクはいつでもガンガン来る。
でも中国と違うのは譲り合いの精神が多少有る。
割り込まれても車間を詰めない。
暖かい所特有の民族性だ。
今日の運転手も偉く運転が丁寧。
爆睡出来るのだが、街並が気になってしょうがない。
こんな感じでどこの国へ出張に行っても、車で一睡もしない。
今日も町中からハイウェイっぽい所を通って来たが途中でいきなり左折。
入って来たのがこの店だった。
メコン川はもう直ぐそこ。
その名も「メコン・レスト・ストップ」
何だかリゾートレストランの様だ。
表には観光バスも停まっていて、ツアーも組まれている。
白人も多数居る。
日本人のツアーも居る。
有名なんだな。
入り口にネクスト・エンペラーの写真まで飾られている。
国が国賓を招待するレベルの店か。
俺のブログにはそぐわんな。
ビールを勧められたがここは冷たいお茶で。
仕事終わりまでまだまだ時間は有る。
腹はかなり減っているのでここでガッツリ喰おう。
さぁ〜てと。メニューを。
うわっ!不味そうな魚だな〜。
鯉にナマズに雷魚にチョウザメ。
全然食欲そそられんわ。
食べ物はお任せしてトイレに。
その途中に水槽が多数。
「うちは、新鮮な川魚扱ってますよ!」的な感じだが、どの水槽も濁っていて魚の名前の前に「田んぼの・・」と言う言葉が付いている。
不味くなるキーワードだ。
メコン川で採ってないんかい。
席に戻ると奇怪な物が。
何だこれは?犬の大ふぐりか?
前菜に何てもん持って来てんだよ!と思ったら甘いお餅らしい。
炭水化物好きには、餅と言う言葉はたまらなく好きだ。
店員が来て挟みでチョキチョキ。
綺麗に切り分けてくれた。
食べてみたら香ばしい素甘だ。
結構好きだがこれは腹にたまり易い。
後で余裕が有ったら喰おう。
あ〜〜〜っ・・・出て来たよ。
奇怪な魚が。
綺麗に片面を裂いて、何かくっつけてるんだけど俺には寄生虫に見える。
又店員が来ておもむろに手でむしり始める。
その実をライスペーパーに包んで春巻きの出来上がりだ!
日本で生春巻き喰う時に出て来る、やらしい臭いのするタレらしき物が有る。
それに先っちょを付けて食べてみる。
俺は生春巻きを美味いと思った事が無いが、ここのは違った。
ライスペーパーに味は無い。
魚も味がしない。
其の他の野菜も味がしない。
このタレが美味いのだ!
日本と違い酸味も臭みもない。
辛みもかなり抑えめ。
今回一緒に行ったお客さんは生春巻きが嫌いらしい。
その人が美味いと言っていた。
日本のは偽物なのか?
続いてチャーハンらしき物とカニのスープも到着。
完全にカニチャーハンだ。
でも違うのは味を薄めに作ってあるので、自分で醤油を掛けて喰うんだと。
言われるがままにナンプラーを少々。
あらっ!美味いよこれ!
ナンプラーを掛けないで食べたみると美味くねえな。
醤油次第じゃないかよ。
でもこれはかなり有りだ。
最後に誰も手を付けない野菜尽し。
誰か喰えよ!俺野菜喰うの好きじゃないんだよ!
誰も居ないなら俺が。
空芯菜の炒め物だ。
しかもかなり美味い。
中華よりニンニクが半端無く利いている。
俺が美味いと言っても誰も手を付けない。
じゃぁ何で注文したんだよ・・・。
そして川魚の煮付けも。
これも柔らかくて美味いが魚の名前を聞くと萎えるのでやめておこう。
今日の昼も美味かったぜ!
さぁ〜!もう直ぐ工場!
滑らんわ。ベトナム!

ホーチミン市 MI NHAT OSAKA

2軒目の飲み屋からの〆のラーメン。
これはどこの国に行っても変わらない。
アテンドされるがままに店に。
MI NHAT OSAKA。
日本では見かけない店名だ。当たり前だ。
全く食欲をそそられない色の看板。
客は居ない。
現地時間で23時半だ。
街に人気が無い。
中国と違い寝るのが早いな。
道も空いていたし。
席に着き取り敢えずの生ビール。
サッポロビールが来た。
やっぱり日本のビールはコクが有る。
アテンドしてくれた人達もおつまみを頼んでいる。
俺も何か喰おう。
メニューを見たら中華そば78000ドン!!
とは言っても0を3個取って4掛けた数字位が実数だ。
350円位。
これでも飲食店としては相当高い方だろう。
俺はいつもの如くラーメン半チャーハン。
皆俺に「よく喰うな〜。」と言う。
中国では食べ過ぎで店員に笑われた事も多々有る。
工場のお抱え運転手と一緒に飯を喰いに行き、レシートを見て首を傾げていた事も有る。
俺の食欲は万国共通らしい。
出て来たのはとんこつラーメン半チャーハン。
ベトナムではとんこつラーメンがラーメンのデフォか?
期待薄いラーメン。
チャーハンも色がおかしい。
先ずはラーメンを。
あれっ?これは!
結構本格的なとんこつラーメン。
それ所かかなり美味い。
10年程前に東京に1年位しか居なかった、熊本の好来ラーメンのまるパクリの味じゃないか!
マー油もちゃんと乗っかっている。
麺は完全に博多ラーメンの細さとコシ。
ハリガネ位か?
あれれれれ。
こんな遠方の地でこの味に出会えるとは。
そしてチャーハンを。
ナシゴレンだわこれ。
しかも見た目と違って美味いのよ。
パラッパラの米。
ベトナム米なのかな?
25年程前、世の中にタイ米しか無くなった時が有ったが、刺身には合わない米だったがチャーハンには最高に合っていた。
炒め物には他国の米が合っている。
普通に美味いラーメン屋だな。
今日はラーメンだったが、基本ローカルフードでも十分美味く感じる。
便利な胃袋と腸だ。
でも駐在は嫌だ。

2013年7月17日水曜日

ホーチミン市 Lau De 214

遂にベトナム到着!
朝5時に起きて5時半に空港へ。
上野からスカイライナーで40分。
7時に到着。
9時半の飛行機でベトナムに向かい、到着は現地時間で13時半。
どんな場所に行くにも、日本の飛行場を飛び立つ前に爆睡しているので苦は無い。
最高は成田空港を飛び立つ前に寝て、着陸の振動で目が覚めたらラスベガスのマッカラン空港だった事も有る。
今回も飯以外は爆睡。
目が覚めたらタンソンニャット国際空港。
思ったより暑くない。
気温28度。
前日は大雨だったらしい。
空港で現地に居る人と、中国からベトナムに入るお客さんと待ち合わせ。
この時点で空腹度マックス!
空港で水を買いがぶ飲み。
全然足らん。
工場に行き出された超甘ったるいベトナムコーヒーをがぶ飲み。
結構好きだわ。ベトナムコーヒー。
工場を3軒程周り時既に日本時間で21時。
行く前から今回のアテンドの人に何を食べたいか聞かれていたが、勿論ローカルフードを希望。
郷に入れば郷に従えは出張ではマストだ。
現地の朝鮮族の中国人でベトナム在中の人の勧めで肉を喰おうと言う事に。
場所はホーチミンの中心街。
ホーチミンさんの銅像が建っている所から直ぐの路上。
こんな所に歩道を占拠した飯屋がいっぱい有る。
日本で言う所の、東京駅の東京国際フォーラムの横のガード下と言った感じだ。
アテンドした人に聞いたら少なくともこの場所でこの店は25年以上前からやっていると言う。
老舗だな。
メニュを見たら「GOAT」と書いてある。
山羊肉か。初めてだ。
しかも2種類の肉しか無い。
ヴーヌーンと言われるおっぱいの肉から注文。
先ずは見た事の無い煎餅風の物が出て来た。
誰も手を付けない。
ちぎって食べたら薄い南部煎餅だ。
結構好きだな。でも肉の方が良いや。
そしてバーバーバービールが到着。
ベトナム語の数字の3をバーと言う。
3が3つでバーバーバー。
「そこんとこ4649!」は「そこんとこボンサウボンチン!」だ。
このビールがバドワイザーの3倍薄い。
酔う気がしない。
350ml缶なら10本は飲める。
そして肉到着!
お〜!何だかホルモンっぽい。
直ぐに皆が焼いてくれていい火加減で皿に。
これを甘酸っぱ辛いタレに付けて。
お〜!美味いじゃないか!
肉の柔らかさは上カルビの少し歯応えが有る感じだが、味がホルモンだ。
ミノの様な味がする。
上の緑色のはおくらだった。
これと一緒に喰うと更に美味い。
皆あまり手を付けないので俺が独り占め。
俺のお客さんは、前回中国で病院に担ぎ込まれる位の食あたりをおこしたらしいので慎重だ。
俺は内蔵が丈夫で良かった。
その後、赤身の山羊の肩肉のイェーヌーンが出て来たがサッパリし過ぎていて普通だった。
その後も山羊鍋登場。
塩味のかなり美味い鍋だ。
日本でやったらヘルシーだし流行りそうだな。
山羊肉にタロイモ、フォーや乾麺も投入。
この細麺を山羊スープで喰うと美味いぞ!
米入れたら更に美味いと思う。
あ〜美味い麺喰いたい。
故郷を思い出してしまった。ってまだ滞在7時間。