浅草橋 味華

半端じゃなく仕事が凝縮している。
半分明日に回らないかな〜。と思ってもお客さんは今日待っています。
朝から黙々と仕事をこなして。更にこなして。もひとつこなして。
昼になりましたが全然終わりません。
終わらないどころか少し増えてやがる！
午後もまだまだやる事有るし、飯だけは喰わにゃあかん。
今日も珍獣１人だけ。
俺は策は何も無いので珍獣に訪ねると「中華とかで良いんじゃないですか？」と。
龍か金盛で良いかとも思いましたが、珍獣に新規開拓を告げると快諾です。
名前は知らんが、前にもつ鍋やだった所が中華料理屋になっていました。
江戸通りから西では、行っていないのはもうこの一軒のみです。
階段を下りると扉が。開けてみたら結構人居るじゃないか。
安心して席に座りメニューを見ます。
定食気分だったが寒いので麺にします。
壁にデカデカとポスターが貼ってあって、いかにもこれを喰え！と言わんばかりの白湯麺です。
ついでに炒飯も付けてみました。
珍獣は木耳玉子炒めです。
面白い事に俺等以外は皆女性客。そして皆１人。
先に珍獣の飯が来て喰い始めますが、ただ黙々と食べているだけ。
俺のも引き続き届きます。来ました白湯麺。湯麺は白いものじゃないのかい？黒湯麺もあるのかな？
スープを飲んでみたら・・・塩味だ。もう一度飲んだら・・勿論塩味。
麺もかん水たっぷりのごくごく普通の麺。
チャーハンはどうだ！と思って食べてみたらさらさらの米。軽く味のついた。
あ〜ちょっと残念〜。
特筆するもの無し。
完食後やっぱり定食にしておけば良かったかと。
と、思った時に珍獣が「麺にしておけば良かったですかね〜。」と。
定食も駄目だったのか。
よく見りゃ女性客は浅草橋に買い物に来た一見さんばかりじゃないかよ〜。
飯屋は美味けりゃ場所なんか関係ねぇ〜よ！と思いましたが、美味くなくても場所さえ良ければと言った所でしょうか？
これ以上書くと命を狙われるのでドロンします。