NO RICE NO LIFE

フランス料理、パスタ、スイーツ、一切無し!
女性リピーター率ゼロの飯ブログです。

2021年5月19日水曜日

浅草橋 ひさご

今日も飯が遅くなった。
もう迷わずにひさごに。
ほぼ17時なので親父さんのパート。
親父さんは通称「はっちゃん」
俺は年下なので口が裂けても言えない。
年功序列だ。
店に入ると「おう!」
俺には「いらっしゃいませ!」と言った事がない。
たまに下向いたまま作業してて「いらっしゃいませ」と言った後に顔見て「おう!」と言われる。
本当に気さくな江戸っ子だ。
「何する?」
これは注文を取っているのだ。
天ぷらそばを告げると「冷たいので良いのか?」と。
そして徐に作り始める。
冷やしの汁はキンキンに冷やしてある。
そこに乗る天ぷら。
これが他では味わえない美味さ。
具は特に無い。
桜エビが少々。
でも美味いのだ。
今日のそばはコシが半端ない。
喰っていると包丁研ぎがきた。
すぐ近所の砥石屋の森平の人だ。
ここは研ぎもやってくれる。
何度かタモリ倶楽部に出ているのを見た。
親父さんも地元。
森平の人も地元。
多分昔から知っている間柄。
俺から見ると喧嘩している様にしか見えない。
最高に言葉は悪いがでもお互い愛嬌がある。
森平が帰りまた静けさが。
俺も喰い終わり帰ろうとすると、カウンターに昔の浅草橋近辺の写真集が。
それ見てたら色々と浅草橋近辺の昔話をしてくれた。
しかも約10分。
情報が面白いな。
記憶力も相当良い。
370円で得した気分。
夏はひさごの冷やしに限る。
時間も人が居ない時が最高だ。

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