NO RICE NO LIFE

フランス料理、パスタ、スイーツ、一切無し!
女性リピーター率ゼロの飯ブログです。

2021年6月24日木曜日

白川 七福

一人営業であっという間に終了した。
一人だと回る効率はいいが、駐車場停めて客先まで歩くのが面倒臭い。
疲れたくない。
会社のメンバーは、入社時よりほぼ太っている。
車営業が原因だ。
痩せたのは俺ぐらいだろう。
皆2年目ぐらいからブクブクと太っていく。
入社時と原型をとどめていない奴もいる。
太るのが嫌で喰わないぐらいなら、ハードな運動した方がいいわ。
そのために昼はガッツリ喰って力を温存して夜に解放する。
今日は時間もあったので、久々に七福に来てみた。
10年ぶりだがこの間2度来た。
一度は建物の改装中でもう一度は定休日。
ずっと縁がなかった。
改装した時はついに閉店と思ったが、建て直しだったので安心したのを覚えている。
そして以前から疑問がある。
表の看板だ。
「実用洋食」という言葉。
ずっと何だろうと疑問に思っている。
調べた事もない。
今日は実用洋食とはを知るために入店。
あらぁ〜〜すっかり綺麗になっている。
前の店も好きだったが、これも綺麗でいいな。
1テーブルに1人ずつ座っている。
洋食と唄っている割には中華も豊富。
でもいつも洋食を頼んでしまう。
その理由はボリューム。
洋食はランチがある。
七福ランチ。
サービスランチ。
スペシャルランチ。
七福はエビフライ、メンチ、肉天、ハム。
サービスはエビフライ、カニコロッケ、鳥の唐揚げ、オムレツ。
スペシャルは魚フライ、イカフリッター、生姜焼き。
相当悩まされる。
壁のメニューを見つめる俺。
その俺を見つめる店員。
沈黙が10秒。
「サービスランチで!」
嫌な間だった。
俺の斜め前の爺さんは固焼きそば喰っている。
美味そうだ。
次に入って来た親父も固焼き頼んだ。
もしかして固焼きなのか?
飯が到着。
やはりこの定食で間違い無かったな。
素晴らしい茶色一色。
唐揚げは2個。
カニコロッケもカニクリームコロッケであってくれ!と思ったらそうだった。
会社の近くのとある店のカニコロッケは、本当に蟹の身のみが入っていてパッサパサであまり美味くないからだ。
いつも通りキャベツから片付ける。
最初は唐揚げから喰う。
この唐揚げ美味いぞ。
衣はいま時ではない柔らかさ。
そして肉もいま時ではない脂加減。
今のはやたら脂っぽいが、ここのはささみでもなく脂身でもなく丁度いい。
これを米と喰う。
実用洋食だが箸と味噌汁というジャパニーズスタンダード。
お次はカニコロッケ。
こちらは自家製の素晴らしい粘度の具。
俺の大好物。
いつも最後はエビフライ。
いつの間にか俺のご馳走になっていた。
あ〜〜美味いな〜〜〜。
洋食を箸で喰う文化が好きだわ〜。
実用洋食の意味は判明しないが、墨田や江東に沢山ある三好弥の暖簾分けらしい。
ここの人は昔うちの近所で同じ名前の洋食屋で修行したと。
おふくろに聞いたら昔魚藍商店会にあったと。
急に親近感が湧いた。

2 件のコメント:

  1. ”「はいからさんが通る」と同時代の大正8年(1919年)、柳町に一軒の洋食店が開業した。当時、洋食と言えばまさに「はいから」で贅沢なものだったが、その店は「實用(実用)洋食」を謳い、比較的安価で庶民にも手が届く洋食店を目指した。”とのことです。

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  2. 南国さん 
    これは貴重な情報ありがとうございます。 
    昔からこの店の前通ると「実用洋食」とは何ぞや。と思っていました。 
    今は綺麗ですが昔の店の方が大々的に「実用洋食」と書いてあったのでいつか店の人に聞こうと思っていましたが、話す隙の無いおばちゃんです。

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