神田神保町 魚玉

甘えん坊将軍と久々の営業。
俺が初代連れまわし後輩として育てた。
こいつも無類の酒好きで魚好き。
ラーメンを喰っているのはほぼ見ない。
営業終了して本日は神保町と言うことを告げる。
今日は魚だ。
あの新鮮ないわし刺しを喰いたい。
去年歩いていてたまたま入ったが、ど偉く新鮮ないわしを出してくれた。
親子夫婦でやっているようだが、刺身になると奥から推定８５歳のおじいさんが出てくる。
そしていわしを捌くと奥にまた戻る。
ルンバのようなおじいさんだ。
この店は本当にありがたい。
魚専門で１４時までやっているところは少ない。
魚屋は朝が早いので終わるのも早い。
この時間にやっているのは嬉しい限り。
しかも１４時過ぎても結構やっている事が多い。
店に入るともうおじいさんが居た。
息子さんにいわし刺しを告げる。
甘えん坊将軍も同じで。
また捌き始める。
手元が見えんが、多分素晴らしい包丁捌きなんだろう。
料理人は手先使うからか元気な人が多い。
８０過ぎても現場に立つかなり長く働ける仕事だ。
５分程で到着。
これだ〜〜！
ねぎまみれ！
ものすごく新鮮ないわし。
醤油にし少しつけて食べる。
美味い！
味が濃く感じるいわしだ。
もちろん生姜なんかついちゃいない。
臭みなんかは全く無いので。
このいわし喰えりゃ毎日でも良いや。
感謝の気持ちを込めて米粒一粒、大根の剣も１本も残さず完食。
米も味噌汁も美味い。
文句の付け所がない。
こんな魚屋浅草橋に欲しいな〜。