NO RICE NO LIFE

フランス料理、パスタ、スイーツ、一切無し!
女性リピーター率ゼロの飯ブログです。

2020年12月9日水曜日

常盤 芭蕉そば

門前仲町の客へ。
行きは最短ルートで15分。
帰りは一歩通行だらけで20分掛かる。
その帰りは隅田川沿いの万年橋通りという道。
途中に万年橋がある。
この道が永代通りから水戸街道まで行ける道。
国技館の前を通るので抜け道ともいえない道。
ここにある立ち喰いそば。
芭蕉そば。
松尾芭蕉がおくのほそ道の旅を始めた地だ。
たまに立ち寄るのだが今日こそ調べたい事が有る。
春菊天の美味さについてだ。
何気なく数度ここで春菊天そばを喰った。
他の店と全く違うのだ。
春菊天の味が。
どこでも味わった事の無い風味がするのだ。
それを今日は確かめに。
店の前に路駐。
今日の先客はタクシー運転手。
確実にタクシー運転手狙いの店。
駅は近所にない。
一番近所で清澄白河。
それも出来てたいして経っていない。
10代からこの道使ってたので有ったのは覚えている。
よくぞ現在まで生き残った。
今日は春菊天そばといなり1個。
テレビはワイドショー。
タクシー運転手はガン見しながら手元も見ずにそばを啜っている。
不特定多数の客を乗せ、更にコロナ。
大変だよな〜。
バブル真っ盛りの運転手時代に仲間がタクシー運転手になったが、都内だけで1日600キロ走ると言って嘆いていたのを思い出した。
そりゃ腰痛めるわ。
俺も続けてたら腰は痛めるわ歯は無いわ、嫁さんも家族も無くエクストリームぼっちで無縁仏になってたな。
そばが到着。
ここは生蕎麦を茹でるのでやや時間がかかる。
でも生から茹でるなら何分でも待つ。
そして今日こそ確かめたい春菊天が来た。
withいなりだ。
金は勿論先払い。
基本食券ではない蕎麦屋はオール現金ニコニコ払い。
汁を啜る。
ここも美味いんだよな〜〜。
もろ下町なのに甘めの味で薄い色。
これがすこぶる上品。
そばはやや蕎麦殻が残るコシのあるそば。
これも美味いのよね〜。
そして春菊に取り掛かる。
ちょうど汁で柔らかくなってきた。
いつも思うのだが、ここの春菊天は衣がない。
ほぼ素揚げだ。
この不思議にも迫る。
一口かじる。
口の中で広がるこの風味。
確実に春菊と何かが・・・・。
あっ!春菊天に生のり混ぜてあるな!
これがここの春菊天の美味さだ!
海苔だと思ったらこれまたすごい風味が増してきた。
これ半端なく美味いぞ。
これで家で茹でたそば喰ったら半端ないだろうな。
コロナのお陰で持ち帰りもやっている。
次回タッパ持って来よう!

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