浅草橋 酔壱や

なんだかカレーが喰いたい。
こんな気分は滅多にない。
でもカレーライスではない。
カレーうどんだ。
珍しく今日は朝から頭の中がカレーうどん。
しかも酔壱やのカレーうどん。
本当に素晴らしく美味い。
カレー自体も美味いし、うどんも美味い。
何よりもしば漬けと半端なく合うのだ。
昼に会社にいるのは分かっていた。
絶対に行くぞと。
昼になりめぼしいやつが２人。
珍獣と偶想ドロップ。
俺がカレーうどん喰いたいと話すと付いてきた。
珍獣は何度も連れて行っている。
偶想ドロップは初。
そして半端ないカレー好き。
１２時に来たが空いていた。
俺はカレーうどん一択。
普通盛りでちくわ天入りで。
皆大盛りでやたらトッピングしている。
後で眠くなるぞ。
偶想ドロップは白シャツでこの店に来た。
確実に汁飛ぶぞ。
気をつけて食べると。
俺はジャケット着ているので、胸元だけ気をつければ良い。
カレーうどんが到着。
これだ〜〜！
夢にまで見ていたカレーうどん。
相変わらず素晴らしいスープ。
粘度が高く具は無い。
うどんは柔目で俺には好み。
今日もしば漬けと喰うカレーうどんがどれだけ合うことか。
普通のカレーもしば漬けだと美味いんじゃ無いか？
ちくわ天もこんなに美味かったか？
丸香や一福よりも美味い。
とろけるちくわ天だ。
勿論汁まで完飲。
俺の朝からの夢は完遂した。
偶想ドロップが「見てください！全然カレー汁跳ねて無いですよ！ほら！」と俺に見せる。
お〜。良かったじゃやないか。
はっきり行ってどうでも良い。
お会計をして会社に戻り、ふと鏡を見たら胸元にカレー汁。
言っておくれよ〜。
老眼で近く見えないんだからよ〜。