柳橋 十八番

昼にスーパーイーグルさんがお迎えに来た。
飯喰いに行こうと。
俺とバーチーで下に降りる。
昨晩の金宮は残っていないが、酒飲んだのでやはり腹は減る。
俺は大吉気分。
挙手して意見を述べてみた。
全く相手にされず十八番に決定。
俺もスーパーイーグルさんから見たら永遠の若手だ。
でも麺も喰いたかったので丁度良いや。
十八番は奇跡の町中華。
よくこんな僻地でやっているな〜って場所。
一見さんはほぼ来ない。
昼時の親父の愛想の無さも三ツ星だ。
昼過ぎるとだいぶ穏やかになるが。
店まで来ても入れない場合も有るので、いつもドキドキ。
今日は奇跡的に３人分カウンターが空いていた！
表のメニューに本日のサービスが書いてある。
半チャーハンだ。
では麺と半チャーハンを付けるとしよう。
麺は何にしようかな〜。と考えるがいつもニラそば一択。
これが最高に美味い。
親父がこちらを振り返るまでは注文しない。
遂に振り向いた！
この瞬間にニラそば３つと半チャーハン３つを注文。
兎に角手間をかけさせない。
ここから親父の猛烈な手捌きが始まる。
炒めたニラと肉はスープを入れるまで炎が上がりっ放し。
そしてその横で餃子の王将のチャーハンのロボットの動きの元になったんじゃ無いかと言う早さで米を炒め始める。
結構米は飛び出るが。
この2品３人分を２分程度で作る。
素晴らしいの一言。
先ずはニラそばのスープを〜。
美味ぇ〜〜！分かっちゃいるが塩分高め。
分かっゃいるが飲んじまう。
一度飲んだら止まらない。
ここでチャーハンを。
これも良いね〜。
薄味なのに好きなのはここのチャーハンだけだ。
肉に味が染み込んでいて、その甘みで喰うのだ。
物足らなきゃニラそばのスープを飲みゃ良いんだよ。
昨日の酒で傷んだ胃をニラで整腸。
この店でいつまで喰えるのか？
俺の定年が先か？
親父のギブアップが先か？
食べて支援。
夜営業やってくれ〜。