新橋 三松

今日は青山一丁目で商談。
終わったら喰いたい飯屋も無いのでそそくさと帰る。
今日は・・・新橋乗り換えで！
青山から浅草橋だと帰社方法が色々有り助かる。
特に一度改札を出なくては行けない新橋駅の銀座線から浅草線間。
この間に半端無く飯屋がある。
当時の高度経済成長を支えたサラリーマンは時間が無い。
今で言う「エキナカ」の元祖。
「おっさん向けアトレ」みたいなもんだ。
女性向けの飯屋はほぼ無い。
でも新橋駅の地上は女性向けのバルや、イタ飯がわんさか出来た。
女尊男卑だ。
そんな主張の強い親父達の憩いの場所は、駅ビルのアンダーグラウンドに集約された。
汚い川には蓋をしろ。
親父の暗渠化だ。
そんな新橋駅前ビルには２軒立ち喰いそば屋がある。
唯一の地上店。
三松だ。
ここに来るのもブログを遡れば６年振り。
そば屋でラーメン喰ったら半端無く美味かった驚きを覚えている。
店には常連と俺だけ。
入る瞬間に目に入ったしいたけ蕎麦を注文。
店主が作り始める。
直ぐ出て来るかと思ったら結構時間がかかっている。
と言う事は二度茹での麺では無いな。
５分ほどでしいたけ蕎麦到着。
いやぁ〜塩っ辛そう〜〜！
良い色の汁だ。
そして大量の椎茸。
傘の開き具合からどんことこうしんの間のこうこか？
引っくり返したらエラく漬け込んだ感じ。
かじってみたら大量の出汁と椎茸の汁が！
こりゃ美味い！
そばも期待通りのコシ。
新橋近隣ではかなり良いそばだ。
椎茸が喰えども喰えども出て来る。
その大量の椎茸から旨味成分のグアニル酸が染み出て来る。
喰って横のエスカレーターを降りれば浅草線。
表には一度も出ない。
新橋便利だ〜。