浅草 浅草角萬

１週間が早い。

多分待つ商売の人の、数倍の速さで人生の終焉に向かっている。

昔は夜中まで忙しく、今は柔術に行くために早く終わらせるのに忙しい。

多分いつも忙しい。

飯ぐらいゆっくり喰おう。

今日は昼過ぎに浅草に。

ここ最近何度もチャレンジしては失敗する角萬。

定休日にあたったり、営業時間後に来てみたり、駐車場空いてなかったり。

今日は確実に喰う。

ちょっと離れた所に車を停めて歩いて向かう。

駅も何もない所だが、見番が未だに有り昔は賑やかだったんだろうと伺わせる。

角萬到着。

店の前に一人待ち。

直ぐに入れた。

最近角萬が二郎化してきていると聞いた。

玉子、ネギ、油揚げ、肉、海老天を追加出来るのだ。

今日は呪文を唱えよう！

冷や大ネギ増し玉落ちで。

直ぐに到着。

ネギは増している。

玉も落ちている。

ではいただこう！

ズルズルズル。

あ〜〜美味い。

田舎蕎麦なのに汁が江戸風。

実に塩っぱい。

この組み合わせが一番良い。

ズルズル行きたいが、モグモグ喰う事になるそば。

ネギは噛めば噛むほど甘みがある。

途中でいつも七味を大量にかける。

全然辛くない七味なのだ。

これで味変して残った汁も飲む。

蕎麦湯をくれるが全部汁を飲んだ後に蕎麦湯だけ飲む。

このスタイルが好き。

どうせ胃に入りゃ同じだろ。

今現存する蕎麦屋で一番満腹感を得られる店。