港南 一休食堂

今日は久々に開催の客のセールに。

場所は品川駅港南口。

かつてここに本社があったアパレルメーカー。

俺ももう１０年以上担当している。

１９５８年創業の老舗のアパレル。

港南にあった時はいつもウキウキで来ていた。

美味い店がいっぱいあるので。

その当時特に好きだった天華のコショーそば。

もうこれは病みつきになった。

でも店主の他界に伴い閉店。

それでも昼飯は選び放題。

町中華の大元と辛い煮込みの美味い路地裏や、もつ煮込み定食の一休食堂。

少し歩けば品川二郎もある好立地。

でも最近は一休食堂ばかり。

もうここの煮込みに惚れてしまっている。

東京都中央卸売食肉市場の中。

東京の肉は全てここに集まる。

その中にある食堂なので肉料理ばかり。

中でももつ煮込みは激しく美味い。

もつ煮込みといえばもつとネギ。

じゃがいもとかにんじんとか牛蒡を入れるもつ煮込みもあるが、あれはダメだ。

もつ本来の味を野菜の旨味が殺してしまう。

もつ煮込みはシンプルイズベスト。

ここのが一番ベストなもつ煮込み。

知っている限りずっとホールを守り続ける７０代ぐらいのおじちゃん。

全く愛想はない。

そのおじちゃんにもつ煮込み定食を頼む。

海苔と卵を選べるので、海苔を。

数分で来た。

もつ煮込みと頬肉の角煮と米と海苔とお新香。

この組み合わせが最強だ。

白味噌仕立てのもつ煮込み。

煮込みはシロが丁寧に洗われてかなりの数が入っている。

これが柔らかくて美味い。

この柔らかいのとネギのシャキシャキがいい感じ。

頬肉は「これぞ煮込んだ！」と言う柔らかさ。

口の中で無くなる。

これまた甘辛い味で、非常に米と合うのだ。

これまた美味過ぎるので米に乗せてみた。

なんと素晴らしい。

この煮込みも入っているのはこんにゃくのみ。

この潔さが良い。

この飯に素晴らしく合うのが沢庵。

ギトギトした口の中を瞬時にさっぱりさせてくれる。

あ〜美味かった。

お会計してセール会場に。

いつも担当のデザイナーが応援で販売している時に来る。

そして立ち話をして近況を話す。

仕事１割くだらない事９割。

でもいつも女性デザイナーはこれで俺をご贔屓にしてくれる。

今回も大量発注だな。

シメシメ。

でも悲しかな。

客のセールで大量に服を買い込んでしまう。

これ毎回。

何か騙されてるか？